『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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地域外の方でも小説「青春の門」などでおなじみの香春岳を年々縮めているのはこちらの工場だったりします。最近工場を休止するのではないかという話も伺っています。それは問題!! 工場施設の将来がかなり心配です。こここそ、ドイツのエムシャーパークのような観光開発が出来ないものでしょうか? 香春駅に直近ですし。どうにかなりませんか? 関係者の方々(懇願)。
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陸からこの倉庫まで運ばれた米穀は、ここで貯蔵され緊急時には倉庫を挟んだ向かい側にある岸壁から大消費地に運ばれる予定でした。実際にそのような事態に至ったのか否か、建物が造られた経緯である米騒動ほどの出来事が、近年のコメ不足に伴う外米騒動(このときまでにはこの倉庫は使用を停止していました)まで起こらなかっただけに、気に掛かるところです。
その機能的特質もありますが、何を言っても周辺のロケーションがよい建物です。廃線敷と海峡に挟まれ、何かイベントを催すには良いな、と思う反面、交通に若干の難があるところが目下の悩みではあります。このまま朽ちさせるにはあまりにも惜しい作品です。
角地に立地し、かつてはその両面を赤煉瓦の防火壁に囲まれていた、まさに城塞建築の名にふさわしい建物だったのですが、近年台風の被害によって写真側の防火壁が一部崩壊し、現状のような姿になっています。この段階で指定文化財となっているのですが、何故か旧状復帰はなされません。指定文化財という存在の意義を考えさせられる、実に複雑な遺産と言えます。
、、、と穏便に結論づけることも出来るのですけど、私個人としては納得いきません。復元できないのですか!! 指定文化財の名前は看板倒れなのですか!!
面白い施設、ではありますが、いかんせん人々の目に触れられづらいところにあります。港湾施設群のただ中にあり、し・か・もこの塔、傾いています。隣接した建物に寄っかかっているんじゃないですかねぇ、、、。果てさてこの記念碑、次の十年を耐えることが出来るでしょうか? 心配です。
その中でもこの役所建築は帝冠様式という、いかめしい時代ががった特徴を持っています。玄関上部に塔屋を持ち、塔屋の屋根には和瓦を載せて洋風建築ながらも日本式の部分を少しでも見せ、民族意識を高めたいという当時の風潮の現れと言われています。
この建物は初代北九州市庁舎としても使用された、地域にとってもターニングポイントとなった施設でもあります。現在役場としての役目を終え、今後の使用方法を検討されていますが、図書館として使用出来ない以上、もっと民間に使用方法を委ねる形でもいいのではないかと個人的には思います。