『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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10連続きの大規模な倉庫群が持つ、見た目のボリュームと廃墟チックな放置具合で、北九州内外にいらっしゃる近代化遺産マニアから愛されている、なかなかの遺産。2009年に開業した門司港トロッコ鉄道線の非開業区間に相当し、また軌道敷が遺っているだけに、今後の活用が大いに期待できます。
陸からこの倉庫まで運ばれた米穀は、ここで貯蔵され緊急時には倉庫を挟んだ向かい側にある岸壁から大消費地に運ばれる予定でした。実際にそのような事態に至ったのか否か、建物が造られた経緯である米騒動ほどの出来事が、近年のコメ不足に伴う外米騒動(このときまでにはこの倉庫は使用を停止していました)まで起こらなかっただけに、気に掛かるところです。
その機能的特質もありますが、何を言っても周辺のロケーションがよい建物です。廃線敷と海峡に挟まれ、何かイベントを催すには良いな、と思う反面、交通に若干の難があるところが目下の悩みではあります。このまま朽ちさせるにはあまりにも惜しい作品です。
陸からこの倉庫まで運ばれた米穀は、ここで貯蔵され緊急時には倉庫を挟んだ向かい側にある岸壁から大消費地に運ばれる予定でした。実際にそのような事態に至ったのか否か、建物が造られた経緯である米騒動ほどの出来事が、近年のコメ不足に伴う外米騒動(このときまでにはこの倉庫は使用を停止していました)まで起こらなかっただけに、気に掛かるところです。
その機能的特質もありますが、何を言っても周辺のロケーションがよい建物です。廃線敷と海峡に挟まれ、何かイベントを催すには良いな、と思う反面、交通に若干の難があるところが目下の悩みではあります。このまま朽ちさせるにはあまりにも惜しい作品です。
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