『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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前回までの記事の中に、編集代表からの大幅な校正原稿が届いたことは紹介しました。
今回はそれとは別に、実は校正原稿の他に「ボツ原稿」も多数発生していたことについて話したいと思います。
それら原稿が没となった原因、これはいくつかあるにはあったのですが、特に代表から指示されたのは「原稿内容の信頼性が薄い」ことでした。
私が読んでみても、何というか、原稿がいくつかのセンテンスの混合体となっているというか、どこかつぎはぎの印象がぬぐえないのです。どこかから引用、というよりコピーしたような文章が多く、何ともいかがわしい、と言うべきでしょうか。これをそのまま掲載するにはちょっと私もためらいを覚えたものでした。
ただ、まるっきりボツにすることには、私は反対でした。
原稿が悪い、ということは確かにそうかもしれません。しかしそれがその遺産を紹介しない理由にはならないのではないかと考えます。
原稿に問題があるのには、作者やその意図を伝えられなかった編集者に原因が在るのであって、建物自体に罪はないのです。そういった意図の元、私が兎に角修正、典拠を追加し、自分で足を使い何とか形にすることができました。完全なボツ原稿を加えると、60件を超える遺産紹介ができたのですが、やはり記事には丁寧さが大事なので、残念ながら見送った原稿もあることをここで述べさせていただきます。
今回はそれとは別に、実は校正原稿の他に「ボツ原稿」も多数発生していたことについて話したいと思います。
それら原稿が没となった原因、これはいくつかあるにはあったのですが、特に代表から指示されたのは「原稿内容の信頼性が薄い」ことでした。
私が読んでみても、何というか、原稿がいくつかのセンテンスの混合体となっているというか、どこかつぎはぎの印象がぬぐえないのです。どこかから引用、というよりコピーしたような文章が多く、何ともいかがわしい、と言うべきでしょうか。これをそのまま掲載するにはちょっと私もためらいを覚えたものでした。
ただ、まるっきりボツにすることには、私は反対でした。
原稿が悪い、ということは確かにそうかもしれません。しかしそれがその遺産を紹介しない理由にはならないのではないかと考えます。
原稿に問題があるのには、作者やその意図を伝えられなかった編集者に原因が在るのであって、建物自体に罪はないのです。そういった意図の元、私が兎に角修正、典拠を追加し、自分で足を使い何とか形にすることができました。完全なボツ原稿を加えると、60件を超える遺産紹介ができたのですが、やはり記事には丁寧さが大事なので、残念ながら見送った原稿もあることをここで述べさせていただきます。
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