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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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とりあえず、『筑後の近代化遺産(仮)』に関する作業をやっています。これに関しては、必要最小限の作業をやるにとどめています。まあ、確かにもう少し色々口を出したら、作業が進むことは分かっているのですが、自分のやること(≒(出費+労力)×気力)を増やしたくないという気持ちがあります。これ以上やるとセルフ焦土作戦になってしまいますし、、、。
ということで、この作業がひとつ。
次に自分が関わった建物に関するおまけ業務、、、いや、おまけというような気軽な仕事ではないのですが、市や県との打ち合わせと書類作成がひとつ。
それから就職活動、、、申し込むところがなければ、どうにもやりようがないのですが、、、まあ、それがひとつ。
『筑後』の文章に目処がつけば、個人企画に手を出せるかな、などと考えています。いずれにせよ、年末年始に色々と目論みたいですね、、、。

繰り返しになりますが、当該ブログは12月31日を最終更新にして、この後はmixiでの更新に切り替えます。このブログのみ見ている方は、、、『筑後』刊行に伴う更新再開か、私の常勤職取得まで気長にお待ちいただければ、と。
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P7017632-m.JPGここ数年、学生という時間を利用したり、現実逃避を行ったりといういろいろな機会を見ては、国内各地の近代化遺産を見て回っています。
「やはり、現地を見なければ分かることは少ない」と産業考古学の考え方を改めて持ちながらも、現地では体力の続く限り、写真を撮っては移動を繰り返してきたのですが、その巡ってきた中でも一番お薦めなのが、こちらの写真(写真上)。雰囲気抜群の鉱山シーンですね。まあ、整備されすぎているな、と気づかれる方のほうが、うちのブログを見ている方々では多いかと思います。
こちら、台湾は台北県瑞芳鎮にあります金瓜石鉱山を利用して出来た生活環境博物館(エコ・ミュージアムとも言う)です。金のかけ方も凄まじく、こちらの坑口に至っては、一度閉山した坑道を新たに150メートル掘削して観光用の坑道を造ったと言いますから、考え方が根本的に違います。
PC013866-m.JPG少々場所を変えれば、ほったらかしに近い炭鉱も遺っております。たとえば、こちら(写真中)。こんなもの、ほったらかしにするなよ! と激しくツッコミを入れざるを得ない、煉瓦+RC混構造の施設ですが、こちらは日本であれば、北海道の奥地とかよほど辺鄙なところに行かなければ見られるクラスではない(便利の良いところの設備群はさっさと撤去してしまうため)のですが、台湾は、凄まじいです。駅前にあるのですから。炭鉱設備の性質から考えれば、当然といえば当然なのですが、ちゃんと遺っているところがすばらしい。
これだけのクラスが日本にあまり遺っておらず、同じ時期に日本人が造った物がちょっとだけ離れた(福岡県在住者にとって見れば、東京より台湾の方が近い、、、)こんなところにごろごろあると。これは、もう奇跡の類というほかありません!
PC024281-m.JPGこんな台湾ですから、市街地にも素晴らしい遺産があります。近代建築系では既に総統府はじめ有名所がありますが、それ以外にも、こちら(写真下)とか、日本統治時代に造った工場施設がどかんと遺っております。東大あたりでは既に研究論文をどしどし出しているようで、研究端としては手垢が付いている感も見受けられますが、民間、、、というより近代化遺産愛好者の方々にとって見れば、これからブームが訪れるのではないか、と思うくらい、実に注目している地域でもあります。
、、、注目地域って日本じゃないのかよ! というツッコミは甘んじて受けたいと思います、、、が、それを受け止め、まくし立てるくらいの魅力をこの地域が持っていることは言うまでもありません。建物の保存活用も今から急激に行われつつあるようで、正直RCの保存に関して言えば、日本よりも保存技術は進んでいるのではないかと思うくらいです。台湾、これからも要チェックです。

久々に私信(嘘言っているような気がするのですが、、、まちがってないよね?)ですが、非常勤講師の準備を始めています。
完全にお情けで知り合いの先生から「産業考古学の講義が出来ないか」という話を持ちかけられ、履歴書などを書いています。
、、、この履歴書ってのがくせ者で、教員公募などの時にその都度履歴書提出するのですが、これがよりにもよってすべて様式が違うんですね。「その大学専用」の形式で、その都度書き直しです。結構時間掛かるんですよ。で、少しでも成果が出るかと言えば、これがもうちっとも、で、今まで学会関連で先生方とつきあいやってても、あんまり意味ないな、と世を拗ねる詩人の気持ちが今更ながら分かります。いや、だからって流浪の旅に出る余裕全くないのですが。
とりあえず、最低限の生活の保障(この非常勤+何かしないと生活レベルは保てんのですなぁ)は確保の予測は立てられたので、あとはこれを縁にどこかで常勤の目処を付けねば、と思います。北九州市では無理でしょうから、、、山口県辺りでどうにかならないかなぁ(探してはいるのですが、介護福祉とか、化学実験系ばかりで、、、)。
本の巻末に記されている出版期日から考えるとまだ出版後2週間くらいですが、本が実際に本屋などで並び始めてからだいたい一ヶ月経ちました。ここで今回の編集について振り返ってみると、やはり『北九州の近代化遺産』に比べると出版に掛かる労力は少なかったと言えます。ただ、どうしても準備期間が短すぎて、編集側に一気に用件が入ってしまい、一時期やたら大変な思いをしたのは事実です。
で、、、どの出版企画でも編集側で大変でないことはあり得ないな、としみじみ感じます。
「筑後」企画では、地元人ではないというところでなるべく編集の端っこの方にいさせていただければ、と今のところは考えています。どっちにせよ、編集会議、といわれても出席できる余剰のお金はないですが、ね(困)。
苦労は買ってでもしろ、とは言われますが、、、同じような苦労より、もっと種類を変えて貰いたいもので、、、。

だいたい6月頃から弦書房との打ち合わせが増えるのですが、そのほとんどが「地図」と「モデルコース」に関するものでした。
地図に関しては、出版社とこちらの意見が齟齬したこともあり、地図への遺産入力作業を二回やる(ものすごく疲れるんです、、、)ためになり、また、この企画用に造った2500分の1地図が結果として全くの徒労となり、また筑豊側とこちらとで地図のポイントする場所が異なったり(どちらが正しいのか、未だに分かりません)、、、と、地図に関しては呪われていることばかりが続きました。
だいいち、これに掛かる労力を『筑後の~』に費やせば、もう、自分の担当分くらいは余裕で出来ているはずなんです、、、なんともはや。
筑後地域でも地図の作成作業を行うはずですが、こちらについては、私が各地域を知らないので、いくら編集とはいえこの作業は代表に任せたいと思います。無理ですって。
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