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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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書籍紹介
『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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今回の出版企画、私にとっては6冊目の共著となるわけですが、きっかけというものが若干曖昧(今となってはという意味で)な気がいたします。
今メール往来などを確認すると、最初に話が挙がったのは今年2009年に入ってからの話です。amazonでのレビューに書かれていたポケット版への要望と、世界遺産登録への民間サイドの支援目的、遺産のさらなる掘り起こし作業や筑豊の遺産紹介リベンジ(これは私の都合)など色々な思いが交錯し、同床異夢のプロジェクトがスタートした、と言うべきでしょう。
多少意見がぶつかった方がよい本が出来る、と言う言葉の通り、になればよいのですが、こればっかりは第三者的なご意見を伺ってこその話になるのでしょう。今のところは何とも言いようがありません。
本が書店に届く日も近づいてきています。ここからは出版に関わる悲惨なエピソードをいくつか紹介しようと思います。
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完全に私的な話になります。
しばらく近代化遺産ブログの更新を行わないうちに、学生の身分から解放されました。
といっても、何か稼業があるわけではありません。民間研究者、と言う名の無給NPO理事として、講演やまちあるき講師の名目でかろうじて生きています。
こういった状態ですので、筑後の近代化遺産の編集をやると言っても現地にほとんど赴けないのが現状です。
まして、一覧の情報収集なぞ、岩を担ぎ富嶽に登れと言われているようなもので、今回の作業が今までの中で一番困難を極めています。
筑後地域となると、今度は距離の問題も生じます。
朝早めに家を出たとしても、筑後での実働時間は概ね8時間が関の山です。この間にめぼしい物件のにおいがするところを探さねばなりません。これには若干の交通費がかかります。
せめて筑後のどこかに稼ぎ口や宿泊ポイントがあれば、作業を一気に片付けられるのですが、、、今度は時間が足りません。以前紹介したポケット判の作業も10月末まで掛かってしまいましたし、、、、、学会発表も立て続くし、日没も早いし、資金もないし。
どうしたら、いいのでしょうね。


うまく刊行できたら、褒めてやってください(困笑)。
引き続き、書籍の紹介となります。
今回、近代化遺産ブログを再開した最大の理由、というべきでしょうか。amazonでの『北九州の近代化遺産』紹介文にありました、携帯できるようなサイズにして貰いたい、と言う要望に、応えているのかどうなのか。
ポケット新書版サイズになって北九州と筑豊両地域を紹介する一冊です。

--*--*-(ここより宣伝)-*--*--

『ポケット判 北九州・筑豊の近代化遺産100選』
定価:1500円(税込)
11月上旬発行
ISBN978-4-86329-030-3 C0026
新書判・並製・162頁
編著:筑豊近代遺産研究会・北九州地域史研究会
内容:日本の近代化を力強く支えた石炭と鉄の深いつながりを、建築・土木・交通などの多様な産業遺産群の中に見るガイドブック。八幡製鐵所、堀川運河、鉄道網、三井田川鉱業所伊田竪坑櫓、松本家・安川家住宅、陸軍小倉造兵廠などの≪歴史を知る≫≪未来へ遺す≫≪活用する≫ための携帯判。

--*--*-(宣伝ここまで)-*--*--

今回、筑豊界隈の遺産掘り起こしリベンジ戦と息巻いて編集に大きく関わりましたが、、、
世界遺産の動きに大きく左右され、うまくいったところと、今後の課題とが半々、というところでしょうか。
前回書籍では採りあげていないところや最新の研究結果に基づいたところ、概ね三分の一は差し替えております。
前回までの書籍をご購入いただいた方でも損のない内容になっています、。是非是非ご検討下さい。

北九州・筑豊の近代化遺産100選
(ビーケーワン用宣伝アドレス)

ポケット判 北九州・筑豊の近代化遺産100選
(amazon用宣伝アドレス)
産業遺産を歩こうこれまた私事で申し訳ありませんが、ようやく全国枠で本を出版することが出来ましたので、ご報告申し上げます。
その名も「産業遺産を歩こう」。私は第三章第九節内で北九州の産業遺産という項目で14頁ほど執筆させていただきました。

産業遺産を歩こう-初心者のための産業考古学入門
(ビーケーワン購入用)
産業遺産を歩こう―初心者のための産業考古学入門
(amazon購入用)

これまでの書籍で見られた「日本各地の産業遺産を網羅的に紹介する」という項目も、私の所を含めてあるにはありますが、どちらかというと地域の産業の歴史と日本における近代化遺産・産業遺産に関する研究の変遷と産業考古学という学問の内外の動向について、私も注目すべき内容が多く紹介されています。
がっちり詰め込んだ内容で2000円は結構お得ではないかと思います。ぜひぜひお手に取って(出来れば買って)いただければ幸いです。
これまたご無沙汰しております。なんとか生きてます。
先日来ぼそぼそ言及していたのですが、なんとか2月18日の大学教授会で学位取得することが出来ました。
で、3月24日。学位記いただいてきました。博士(工学)。
私の個人サイトに良く来ていただく方で、古くからの方は、違和感感じている方も多いかと思いますが、工学です。
建築学は工学の一部ですし、修士から都市計画に入ったとはいえ、建築学会論文集に載りましたし、ええと、自分的にこりゃ変だろ、とか言いたいことはあるのですが、とにかく、工学博士です。辰野金吾や伊藤忠太と同じ名称の学位です。
、、、いや、やはり違和感が、ありますね。

心境としては、これで完結点、と言うわけではなく、ここからがスタートだと感じています。
自分というものが博士号を得たことで大きく変化したとも思っていませんし。
たとえるならば、シャトー・ムートンロートシルトが第一級の格付けを得た時の言葉が当てはまるのでしょうか。

Premier je suis, Second je fus, Mouton ne change.
「かつて二級であった、今一級となったがムートンは変わらない」

博士号はあくまで形を得たまでであって、私個人は全く変わらずここにあります。ブログについてもしかり。これからも変わらぬご愛顧の程、お願い申し上げます。
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