『北九州の近代化遺産』＆『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
さてこちら、大濠公園内にそびえるなかなかの作品ですが、郵政民営化の前後であったこともあり取材が難しかったこと、私が色々と多忙な状態であったこと、さらに紙面の都合上からどうしても書けなかったものです。増補改訂版が出せるとしたら、、、是が非でも採り上げたいと思います。
建物としては間組が本格的に建築業にも携わるようになったメルクマール的作品として評価に値するものです。単純なタイル張りかと思えば、八芒星の明かり取り窓があったりとデザインも凝っており、紹介しなかったことが悔やまれる建物といえます。
PR
ＣＯＭＭＥＮＴ
|
小生もそう思います
2008/02/04(Mon)15:17:06
福岡地方簡易保険局、そして旧中央気象台福岡支台は載せて欲しかったです。止むを得なかったことでしょうが、全般的に『福岡の～』は、建物の掲載物件数が少なかった気がします。
RCの小中学校や地方庁舎、映画館や劇場、銀行や郵便局、医院、商店や銭湯などなど、読者に身近な物件をもっと掲載することで、読者が増えると思うのですよ。『北九州の～』では、それが結構いいバランスだったように思います。 次編を期待しています。 |
全くお恥ずかしい限りで、、。
福岡地方簡易保険局と旧中央気象台福岡支台は実際執筆を途中までやっていた物件です（タイトルを付けるとすれば『大濠公園周辺の近代建築』となるでしょうか）。
『北九州の～』方では、最初だけあって私好みの遺産を多く紹介できた反面、刊行後「機械遺産が少ない、建築に偏りすぎている！」という反発（どこからかは聞かんで下さい）があり、それが遺産紹介物件にも大きく影響したことは事実です。 自分ひとりで文章を書くならば、載せたいものも他に多くあるのですが、共著という制限の中ではなかなかそうも参りません。筑豊と筑後で企画が動いていますが、出来るだけご期待に応えられるよう、発言できる部分で鋭意努力できれば（基本的に、言った分だけ自分が泥をかぶらなければならないんですよね、、、）と考えています。 |