『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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この写真、見た目は近代的なビルと思われる方も多いでしょうが、この旧岩田屋百貨店本館、昭和11年に建てられたものでれっきとした近代化遺産です。戦後表面のデザインを含めた本格的な改装を行った結果現在のような形になっていますが、一階部分の西鉄コンコースなどに竣工時のデザインもチーフを偲ぶことが出来ます。書籍内の「福岡市中央区」の見出し写真はこちらのものを使用しています。
さて、こちらの物件については執筆担当者も決まっており、対象が壊されているわけでもありません。なぜに掲載できなかったかとか言いますと、現在使用されていない物件であること、そして当初の所有者と現所有者が異なることが原因としてあげられます。もし、岩田屋が所有している状態だったなら、あるいは、現在話が持ち上がっているPARCOが入居している状態だったんら、或いは掲載できた物件であったかも知れません。そういった意味では、実にタイミングが悪かったと言うほかありません。
今企画では、商業物件をなんだかんだといった都合の悪い事情で余り掲載できませんでした。商都福岡という看板を掲げながらも、取材に対して難しくなったり、さっさと建て替えてしまったりと、建築文化に関して言えば、商業の順調さほど一本筋の通ったものではないようで、少し哀しくなりました。
さて、こちらの物件については執筆担当者も決まっており、対象が壊されているわけでもありません。なぜに掲載できなかったかとか言いますと、現在使用されていない物件であること、そして当初の所有者と現所有者が異なることが原因としてあげられます。もし、岩田屋が所有している状態だったなら、あるいは、現在話が持ち上がっているPARCOが入居している状態だったんら、或いは掲載できた物件であったかも知れません。そういった意味では、実にタイミングが悪かったと言うほかありません。
今企画では、商業物件をなんだかんだといった都合の悪い事情で余り掲載できませんでした。商都福岡という看板を掲げながらも、取材に対して難しくなったり、さっさと建て替えてしまったりと、建築文化に関して言えば、商業の順調さほど一本筋の通ったものではないようで、少し哀しくなりました。
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