『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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思い出深い煉瓦遺構です。私が修士論文の前段階で粕屋町の景観マスタープランを何故か書くことになり、訳も分からないまま町を移動していたときに出会った施設です。
聞き込みや文献調査などを一応行ってみたものの、竪坑だ、いや捲上機台座だ、など色々な説が混在することとなり、一応スケールだけは調査して研究発表を行ってみたものの、その正体までは掴めないまま出版まで至ったというのが真相です。
竪坑という話が地元で出ていますが、たとえば田川の竪坑櫓や大牟田のそれあたりと比較しても、この施設との類似点が見あたりづらいです。まあ、これは大規模炭鉱と中小鉱を比較しても意味がないという典型例ですので、もっと規模が近いところで比較しないと真相が掴めません。
では斜坑の捲上機台座か、と言われると、側面の用途不明な凹凸やふさがれた中途半端な位置にある穴など、不思議な点が数多くあります。一応出版された書籍の中では「捲上機台座」として記述(私が書いたわけではないが)いたしましたが、次回、私がここ5年間で暖めてきた仮説を紹介したいと思います。
聞き込みや文献調査などを一応行ってみたものの、竪坑だ、いや捲上機台座だ、など色々な説が混在することとなり、一応スケールだけは調査して研究発表を行ってみたものの、その正体までは掴めないまま出版まで至ったというのが真相です。
竪坑という話が地元で出ていますが、たとえば田川の竪坑櫓や大牟田のそれあたりと比較しても、この施設との類似点が見あたりづらいです。まあ、これは大規模炭鉱と中小鉱を比較しても意味がないという典型例ですので、もっと規模が近いところで比較しないと真相が掴めません。
では斜坑の捲上機台座か、と言われると、側面の用途不明な凹凸やふさがれた中途半端な位置にある穴など、不思議な点が数多くあります。一応出版された書籍の中では「捲上機台座」として記述(私が書いたわけではないが)いたしましたが、次回、私がここ5年間で暖めてきた仮説を紹介したいと思います。
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