『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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保存活用が決まりきれいに改修された洋館と、あえなく取り壊され、跡地にはマンションが建つという悲しい取り合わせを示す一枚です。
写真中央にある建物が、古河鉱業若松ビル、かつての古河礦業若松支店です。あえて「鉱」と「礦」とを分けて記述していますが、古河では「炭礦」という表記を多く用いていた歴史的事実に則って記載し、現在の名称では金へんを用いているので仕方なく使い分けています。
先日文化庁の担当の方が建物の視察に見えられたようで、いよいよこの建物も文化財登録されます。これを思い切ったと言うべきか、今更か、と嘆くべきか。向かいの麻生鉱業ビルが取り壊された現在となっては、私的には「あ、そう」という感想以上は持っておりません。
こういった保存の確定した「鉄板」の物件を文化財登録するのではなく、もっと危機的なものを優先して欲しい、といってもこれは叶うはずのない願いでしょうか。
写真中央にある建物が、古河鉱業若松ビル、かつての古河礦業若松支店です。あえて「鉱」と「礦」とを分けて記述していますが、古河では「炭礦」という表記を多く用いていた歴史的事実に則って記載し、現在の名称では金へんを用いているので仕方なく使い分けています。
先日文化庁の担当の方が建物の視察に見えられたようで、いよいよこの建物も文化財登録されます。これを思い切ったと言うべきか、今更か、と嘆くべきか。向かいの麻生鉱業ビルが取り壊された現在となっては、私的には「あ、そう」という感想以上は持っておりません。
こういった保存の確定した「鉄板」の物件を文化財登録するのではなく、もっと危機的なものを優先して欲しい、といってもこれは叶うはずのない願いでしょうか。
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