『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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今企画では、戦後初期の建築・土木群を正式に項目に加えることとなりました。ですから、戦後に大規模キャンパスの建築が進んだ福岡大学でも紹介対象が見つかり、こちらの建築を採り上げようと言うことになりました。
私は昨年の学会でこちらの建物をしげしげと眺める機会に恵まれ(大学が近くにあるものの、なかなか用事がないとあえて行く気がしないんです。公務員試験の会場でここが多かったとか、嫌な記憶も多々ありますし)ましたが、改めて見てみると意外と面白い建物です。
部分部分が村野藤吾っぽかったり、今井兼次のようなところもあったり、ヴォーリズ? と思わせるところもあり。それらが全体としては教育施設然としてしまい、なかなか表に出てきません。そういった意味では、もったいない建物です。もう少し建物の設計に関わる経緯を調べてみれば、建物のデザインコードが分かって面白い文章になりそうな、そんな気がしました。
ただ、今回の企画では一応大学史の編纂室の方に文章を書いていただくことにはなったのですが、大学成立史のような文章となったもので、施設の面白さにまで言及するようなものとは成りませんでした。それが吉と出たか凶と出たか。ここあたりは実際に本を手にとってご確認ください。
私は昨年の学会でこちらの建物をしげしげと眺める機会に恵まれ(大学が近くにあるものの、なかなか用事がないとあえて行く気がしないんです。公務員試験の会場でここが多かったとか、嫌な記憶も多々ありますし)ましたが、改めて見てみると意外と面白い建物です。
部分部分が村野藤吾っぽかったり、今井兼次のようなところもあったり、ヴォーリズ? と思わせるところもあり。それらが全体としては教育施設然としてしまい、なかなか表に出てきません。そういった意味では、もったいない建物です。もう少し建物の設計に関わる経緯を調べてみれば、建物のデザインコードが分かって面白い文章になりそうな、そんな気がしました。
ただ、今回の企画では一応大学史の編纂室の方に文章を書いていただくことにはなったのですが、大学成立史のような文章となったもので、施設の面白さにまで言及するようなものとは成りませんでした。それが吉と出たか凶と出たか。ここあたりは実際に本を手にとってご確認ください。
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