『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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『北九州の近代化遺産』刊行後には20ヶ所以上の誤記が発見され、二刷の段階でそれらは修正しましたが、福岡においてももう既に数カ所発見されております。乳牛舎を掲載すべき所を収納舎を掲載したり(筆者と確認したのですが、、、)、棟札と書くべき所を「梗札」と書いたり。そりゃないよ、という間違いがひょんなところで登場することもあり、こうなると嘆くほかありません。編集は自分ですから、自分が悪い、で終始します。
筆者からの原稿提出から、最初の校正が終わるまで1~2ヶ月(今回は2ヶ月くらいかかりました。事情はこちらへ)ほどかかります。ここから編集サイドによる数頁の修正作業があります(原稿追加はこの頃行われる)。これが1~2ヶ月。さらに詰めの作業として、地図へのプロット、写真追加、さらに校正×2と、編集やる人間は休まる暇がありません(ひとりで行うべき作業じゃない)。
この中でいくつかのミスが発見されます。そのときは大喜び、と言った状態でしたが、問題は抜き差しならなくなったときのミス。前述した「写真間違ってます」と言ったやつが刊行1週間前に見つかる場合です。これは、もう無理です。俗に言う、「輪転機回ってますから」状態です。初版は2000部なので、一日以上かかる作業ではないものの、発売日の1~2週間前には輪転機を回し、インクの乾燥作業→裁断作業を行うことになりますから、この時点の指摘は、もう、「次にお願いします」と言うほかありません。
そんなこんなで、共著の編集(編集代表ならいざ知らず)は常にびくびくして連絡を伺わなければなりません。精神的に、余りお薦めできんですね。
筆者からの原稿提出から、最初の校正が終わるまで1~2ヶ月(今回は2ヶ月くらいかかりました。事情はこちらへ)ほどかかります。ここから編集サイドによる数頁の修正作業があります(原稿追加はこの頃行われる)。これが1~2ヶ月。さらに詰めの作業として、地図へのプロット、写真追加、さらに校正×2と、編集やる人間は休まる暇がありません(ひとりで行うべき作業じゃない)。
この中でいくつかのミスが発見されます。そのときは大喜び、と言った状態でしたが、問題は抜き差しならなくなったときのミス。前述した「写真間違ってます」と言ったやつが刊行1週間前に見つかる場合です。これは、もう無理です。俗に言う、「輪転機回ってますから」状態です。初版は2000部なので、一日以上かかる作業ではないものの、発売日の1~2週間前には輪転機を回し、インクの乾燥作業→裁断作業を行うことになりますから、この時点の指摘は、もう、「次にお願いします」と言うほかありません。
そんなこんなで、共著の編集(編集代表ならいざ知らず)は常にびくびくして連絡を伺わなければなりません。精神的に、余りお薦めできんですね。
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