『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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今回の出版企画を振り返ってみると、あまり公共機関の施設を選択肢に挙げていないような気がいたします。その最たるものが区役所(旧市役所ですね)。
これは編集代表の清水先生が意図的に敬遠したのではないかと考えていますが、その場で私も選定作業をしていた(筈)なので、何とも言い難いものがあります。
ただ、掲載件数が50~70件程度でなおかつそれを存分に書くことの出来る執筆者を捜す必要があるものですから、掲載したくても途中で脱落してしまうものもあるわけでして、、、そんな中では、比較的優先順位が低かったものだと思います。
それでもなお私が「掲載したかったもの」としてこの作品を捉えているのは、掲載作品分野のバランスの問題です。
私の思う近代化遺産の対象カテゴリーは、この国の近代化に貢献したシステム・産業・デザインに関連したもの全てだと考えています。近代の地方自治体、それを形成づける組織機構の運営システムには西洋から輸入されたものが数多くあります。それに日本で独自に作られたものを組み込みながら、明文法に基づく近代社会を形成していったという点では、市役所もはっきりと近代化遺産に捉えるべきだと思うわけです。
まあ、そういった意味では一次リストの方にちゃんと掲載したので、問題ない、といわれればそうなのですが。
これは編集代表の清水先生が意図的に敬遠したのではないかと考えていますが、その場で私も選定作業をしていた(筈)なので、何とも言い難いものがあります。
ただ、掲載件数が50~70件程度でなおかつそれを存分に書くことの出来る執筆者を捜す必要があるものですから、掲載したくても途中で脱落してしまうものもあるわけでして、、、そんな中では、比較的優先順位が低かったものだと思います。
それでもなお私が「掲載したかったもの」としてこの作品を捉えているのは、掲載作品分野のバランスの問題です。
私の思う近代化遺産の対象カテゴリーは、この国の近代化に貢献したシステム・産業・デザインに関連したもの全てだと考えています。近代の地方自治体、それを形成づける組織機構の運営システムには西洋から輸入されたものが数多くあります。それに日本で独自に作られたものを組み込みながら、明文法に基づく近代社会を形成していったという点では、市役所もはっきりと近代化遺産に捉えるべきだと思うわけです。
まあ、そういった意味では一次リストの方にちゃんと掲載したので、問題ない、といわれればそうなのですが。
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