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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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a7d354f1.JPG今年もいよいよ終わりに近づきました。皆様にとってこの一年はどのような年だったでしょうか?
わたしは、この本で一年が終わった感があります(困笑)。はてさて、それが良かったのかどうか、それは本の売り上げ次第です、、、いや、私には一銭も入ってきませんが。

さて、今日は大晦日と言うことで、風情のある和風建築と庭園で飾りたいと思います(あ、明日はどうしよう!)。こちら、友泉亭公園です。福岡市民の皆様、、、になるかどうか分かりませんが、多くの方々には紅葉シーズンの都心の観光名所として有名なところかと思います。毎年どこかのテレビ局が中継に訪れるところのひとつとしても知られています。
友泉亭公園の現地案内板には、「黒田藩の別荘」の部分が強調されており、またパンフレットでもその後の友泉亭の歴史については、ある種ぼかしている部分がありますが、現在この公園内にある主屋は、パンフレット曰く「民間」の貝島家別邸として建てられたものとなっています。貝島家は筑豊の三大炭鉱主として有名な一族ですが、この建物は貝島健次の別荘として建てられ、後大辻炭鉱(北九州香月にあった炭鉱)の保養施設として使用されました。
パンフレットのイメージの問題もあるのでしょうか、貝島の「か」の字も記載されていない現状ですが、昨今の伊藤伝右衛門邸ブームから続く「炭鉱遺産巡り」のひとつに是非ともここを加えていただきたい、と個人的に思います。近くに住む住民(九大生含む)にも地域の歴史をより深く感じて頂きたいとおもい、今回紹介いたしました。
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kihinkan-m.JPG『福岡の近代化遺産』刊行に至るまでの苦労話はさておいて、早速遺産の紹介を行いたいと思います。
こちら、天神中央公園の一部・西中洲に位置しております、旧県公会堂の貴賓館として建てられた作品です。出版社の編集さん曰く、「それほどメジャーではなく、表を張れる作品」とのことで、書籍の中では特別扱いになっています(見たらすぐ分かります)が、、、そんなにマイナー作品ですかねえ?
設計者の三條栄三郎氏は今は無き県庁の設計にも携わり、福岡県営繕課技師として街の顔を作ってきた方でした。そんな氏の数少ない現存作品のひとつでもあります。現在は修復工事が完了していないためその姿を見ることができませんが(今回掲載した写真は、福岡県西方沖地震で建物が被災する前の写真です)、なかなか繊細な、見所の多い建物となっています。修復公開された暁には、お近くに住んでいる方ほど是非とも一度は見ていただきたい施設のひとつです。
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