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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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書籍紹介
『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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掲載物件の紹介を始めましたので、編纂委員会→研究会に到った部分について紹介いたします。
今回の出版企画で、鉄道・鉱工業・軍事・経済・都市計画・建築・機械技術などの専門家が集まり意見を交わして、一冊の成果を得ることが出来たことに満足した事務局サイドが「この関わりをもっと発展させたい」と思った所が一番の原因です。ただの出版企画だけの繋がりではもったいない、と。簡単に言えばそういうことです。

私の中では、この集まりにはもっと大きな可能性があると考えています。
従来、まちづくりや地域史を調べている方々は次の分類に属されます。
  1. 郷土史研究者
  2. 学会所属研究者(主に大学系)
  3. 企業社史担当
  4. 行政文化財関係&都市セクション関係
  5. シンクタンクや研究所(行政系だったり、企業系だったり)
これらの方々は、それぞれに真剣に研究を進めているのですが、不思議なくらい相互の交流を持っていません。かろうじてまちづくりを考える大学研究室やNPOあたりが、情報を得るためアプローチを行っていますが、それはその活動の中で終わる関係です。研究交流に二次波及的な広がりを持ちません。
常々、私はこの現状を「もったいない」と感じていました。そこで今回の出版企画。執筆担当には郷土史系の方もいれば学会でバリバリ研究をやっている人(多分私含む)、企業内で研究を地道にやっている人など多士済々です。
こういった方々がお互いの持ち情報を集結させることで、今まで分からなかった部分がくっきりと輪郭を持つ様になったのです(そういう意味で、今回の出版企画に行政の方が一人もいなかったことは残念でした)。また学会内でも土木・建築・機械・経済・社会学がそれぞれにそっぽを向いていた現状に風穴を開けられたのかな、とも思います。
今後研究会を進めることで、さらなる交流と情報の共有が進み、本で紹介した郷土という名の甘えを持たない、地域の歴史がようやくまちづくりへ本格活用できるものと信じています。すべてはここから、です。
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