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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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『肥薩線の近代化遺産』企画も何回か打合せがすみ、私庵田は鹿児島県側の駅舎を中心にいくつか執筆することになりました。
さて、、そうなるとひとつ問題が。取材をしなければなりません(当たり前か)。
金銭消費を少なく(学会に2回出なければならず、又収入源が今年はない、、、秋まで、ない)、なおかつ巡れるところは全て巡っておかなければならんので、結構難関です。
土地勘がない地域の文章を書くのは、やはり、というべきか難しいものです。それでもやらなければならない重要な作業なので、出来る限り頑張っていきたいと思います。
、、、論文再査読稿の提出が終わったら。
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いよいよ、『筑豊の近代化遺産』出版カウントダウンに入ったようです。
6月半ばには私の手元に二校用の原稿見本が到着。写真を見ながら、「腕上がったかな?」「んにゃ、まだまだ」「これはカメラが良くなっただけ」だのぐだぐだ独り言いいながら訂正に勤しみました。
今回私が執筆した物件は、卒業論文の時につらつら調べあげた所でもあるので、意外と強い思い入れがあります。出来ましたら数冊頂いて関係者やお世話になった方々へ配本する、、、という事を淡く考えていたのですが、執筆者が50人を超えているという、とんでもない話を聞き及び、執筆者への本提供すらない事実を受け入れるしかないようです。
こらあ、どうにもなりません。しかしまあ、50人超える執筆者を良くまとめ上げたものです。私なら絶対にまっぴらごめん被ります。
9月6日に出版記念シンポジウムをやることが既に確定しているので、それまでに現物を拝める、と期待しています。今回関わっている部分が少ない分、どんな物件が出てくるか気になって仕方ありません。
『~の近代化遺産』という名称で、福岡県の三地区を執筆編集してきましたが、同様の企画を熊本でもやるような話が出たので、打ち合わせのアドバイザー(になったかどうかはともかく)として先月中旬に熊本まで行って参りました。
熊本の場合、最初の企画では肥薩線沿線をイメージして周辺に遺る鉄道遺産、そして鉄道沿線が発達した過程を今に紹介する都市施設を写真「メイン」に紹介するという企画で行うそうです。
とりあえず、今のところ企画が始まったばかりの段階でどうなるか分からないのですが、海のものとも山のものとも言えない企画で10人を超える参加者を迎えるなど、熊本での遺産の関心を物語る、実に心強い会合でした。
私はこの企画では、、、何やるんですかねぇ。今のところは分かりませんね。
少々時間が空いてしまい、済みません。個人的に論文とか、論文とかの都合があり、こちらにまで手が回りませんでした(礼)。
とりあえず、『筑豊の近代化遺産』企画情報をお伝えしたいと思います。

この企画、私はもうあんな忙しくて益のない作業はこりごりなので、事務局を担当せず、近所にある炭鉱関連遺産の執筆のみを担当いたしました。
ちょうど『北九州の近代化遺産』や『福岡の近代化遺産』で紹介できなかったエリアをざっと紹介できることになったため(と言ってしまうと、遠賀川近辺に住んでいる炭鉱に興味のある方々には、どこを紹介するか分かる方もいるかと思います、マイナー物件です)、こりゃ助かったと思う反面、執筆者の年齢層を伺えば伺うほど、
「まとまるの?」「投稿規定守ってくれるの?」「〆切大丈夫?」「所有者からクレーム来ない?(これが一番心配)」
なんていう心配ばかりしてしまいます。
2月に田川であったシンポジウムには夏にはできあがる予定、とチラシまで配っており、いや、それは出来んでしょ、と思っていた矢先、もう初校の見直し依頼が郵送されて来たのです。
意外な驚きでした。何故かというと、今迄の企画で考えるならば、初校から大体3~4ヶ月で本の刊行まで出来ているため、4月の終わりに初校の手直しが済みさえすれば、7~8月には本ができあがるのです。いやはや、さすがは田川市石炭・歴史博物館の面々は技量が違う! やはり「登録博物館」の実力が物を言っているのでしょうか。
刊行期日などが決まり次第、又こちらで紹介したいと思います。何はともあれ、今はこちらにややこしい用事がこないことを願うばかりです。もう原稿出してますし、ね?
この一年、近代化遺産を取り巻く事情は大きく変化いたしました。
経済産業省の近代化産業遺産認定制度は、一つ一つの作品に対する認知度を大きく向上させました。
世界遺産登録に向けた各種の動きは、ある意味遺産保存への建前として、時には泥臭いまでに人々の話題となっています。
そしてこの企画後も弦書房からは『筑豊の近代化遺産』、『肥薩線の近代化遺産(仮)』、『筑後の近代化遺産(企画段階)』、『北九州の近代化遺産2(企画があるような)』といった、出版企画を続けていきます。
私個人としては、これら企画に際して後は勝手にどうぞ、と楽ができるかと思えば、どうもそうならないようで。筑豊の近代化遺産には既に執筆原稿を提出し、そのほかの企画に関しても、何らかの形で関わるようです。
今まであまり調査の手がのびていない地域を自分の手で光を当てることができれば、これ以上光栄な事はないのですが、それ以前に私の財政状況と暇がなくなる事が非常に心配と言えます。これら問題もどこか条件の良い大学に属することで一挙に解決してくれることを今は祈るほか、ありません。

さて、本日をもちまして『福岡の近代化遺産』のつくりかた。ブログは、毎日更新を終了させていただきます。以前に比べれば関連情報が多い分、全く更新しないことはないかと思いますが、まあ、そこまで必死に更新しなくて済み、私も気が楽です。気合いをもって博士論文の執筆に取り組めるというものです。
さて、この記事が掲載されている日、私は北九州におりません。山陰~山陽を股にかけたビンボー旅行の真っ最中だと思います。とりあえず、ここらで少し羽を伸ばし、来月からのスケジュールをこなしていきたいと考えています。
皆様の忍耐強い閲覧に、心より感謝申し上げます。それでは。
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