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庵田
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職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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今回の会合はやはり2週間後の11月19日に開かれました。人数は10人、原稿が揃いつつあるというところは前回と変わりませんが、やはり、発表する人とそうでない人がいるわけで。
項目別発表の部門では、九州国際大の長妻先生が三菱化学・黒崎播磨・旭硝子・神戸製鋼所について解説されました。
ここの部分については、(学会的には)新事実の要素が多く、後々こだわりの遺産でじっくり紹介したいと思います。

今回は保存運動に関する原稿も発表されました。今回は堀川の保存運動を取り扱ったのですが、この原稿も発表以降二転三転、、この時はもう、どうなることだか、といった感じでした。ええっと、今から考えると一年前ですかね? できてしまった立場から考えると、落ち着いたもんですね。
次々回の忘年会に向け、出来ることは今年にしてしまおう、と言った雰囲気はあるものの、そうはならないのが原稿なんですよね、、、といったところの段階でした。
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第7回の会議は九国大のいつもの会場で11月5日に行われました。13人が参加し、原稿も続々と発表され一歩一歩階段を上っているような、少しの安心感を覚えたものでした。
今回提出され審議された原稿は以下の通りです。
「門司食糧倉庫」
「明治紡績」
「石炭会館」
少しずつマイナーな項目が顔を並べることになります。ひとつひとつについては、後ほど「こだわりの遺産」カテゴリーで紹介いたしますので、少々お待ちください。

議論を重ねる中で、色々と質問が出てきます。
建物の建設年代は本当に正しいのか?(棟札の確認は出来ているか、登記簿の閲覧はしたのか)
名称の統一は出来ているか?(原名称と旧名称、計量単位)
附属するエピソードはないか?(関連する施設、経済分野から見た意義、著名人に関わるもの)
、、、考えれば考えるほど、迷路にはまりこみそうですが、またこれも産みの苦しみというところでしょう。

以前に原稿発表スケジュールを作っておいたのですが、前回と今回の会議で守ってくれない方があまりにも多く、やむを得ず「自由発表」ということにしました。要は出版社に原稿提出する日迄には書き上げろよ、ということです。
なんだか、卒業論文提出のような修羅場シーンが確定しているような、そんな危険性をはらみながらの会議でした。
今回の会議、期日は2005年10月22日と早々決めていたのですが、当日になって大アクシデント発生!
編集代表の清水先生が急病のため欠席となってしまいました。これまでの会議は全て先生が出席、司会を務め私が議事録をとるという体制を取っていたのですが、先生がいないため、仕方なく私が司会をすることになりました、、、。
最年少の人間が司会やるのは、気が滅入るんですよね、、、。
とはいえ、今回初めて弦書房の担当の方がいらっしゃるということもあり、中止にするわけにも行かなかったのです。かくてスクランブル状態の中、提出された7本の原稿について議論を行うことになりました。

今回提出された原稿は以下のものでした。
・麻生ビル
・料亭金鍋
・門司郵便局電信課
・製鐵所本事務所
・製鐵所工場群
・安川電機
・大辻炭坑ホッパー

、、、またこんな時に限ってみんな気合い入れて来るんですよね、、、今回の参加者は弦書房の編集と併せて12人でした。
主役がいないときに物語は進む、ではありませんが、こういったときに限っていろいろと質問が出てきます。

・用語集といったものを別途設けるべきでは?
・どのような順番で書きつづればよいのか、現在の状態では漠然としすぎている。
・文末に名前を入れる形にするのか、それとも一人の人間が書いたかのような文体で整えるのか?

それは一度言ったでしょ? とか、では弦書房の方お願いしますとか(これを初めてあった人に言うのは、辛いです)。

原稿執筆の中で、これだけは大事に記述をお願いしたい、と考えているのは以下の3点です。
1.対象物件の造られた背景   
2.現状、それに至る過程   
3.対象物件の特長
一度言ったのに、守られていない方の多いこと、、、。
いま、この本の「他地域続編」を依頼されているわけですけれども、正直、不安以外の何者も見えてきません、、、。この時も、ある意味陰惨たる状況でした、、。既に輪転機が回っている今だから、語れますが。
この会議でようやく出版元が決定いたしました。「弦書房」という、福岡にある出版社の流れを汲む地元の出版会社です。
この日、2005年10月8日の会合では、7人が集まりました。今までで一番少ない人数の集まりで、傍目から見ても「だれ」というものを感じざるを得ない状況でした。

この回では、執筆者から提出された原稿(料亭金鍋第一稿、堀川運河)を検証するとともに、何を具体的に掲載するか、またこれ以上に追加できるものはあるかどうか考えることにしました。
今回の企画について出版社に打診し、内定を受けたこともあり、全体的に雰囲気は明るいものでしたが、まだまだ決めなければならないことも多く、暗中模索の部分が多い、といったところです。
とりあえず、このペースで原稿を書いて貰い続けることと、ページ数は240頁ほどが良いとの指示があったようです。

会議中で真っ先に決まったことは、12月17日に忘年会をやる、というところは会のノリを表していて、何とも言いづらいものがありますね。
第4回『北九州の近代化遺産(仮)』会合は、2005年9月17日に行われました。参加人数は9名+ゲストがひとり。
この頃は原稿の最終締切を来春と考えていましたので、結構のんびりした感覚で勉強会を続けていました。
この回は九州産業考古学会会員の砂場さんによって「北九州に遺る軍事遺跡」と題し、主に明治期の下関要塞を中心に講義が行われました。
軍事遺産といっても明治期のそれは、美的センスをくすぐるような煉瓦と石材による造形美が施されたもので、なかなかに見応えがあります。ここ辺りの話から実際の用途、一発も実用として大砲を撃っていないことなど、多岐にわたり話は進みました。

講義後は私の担当原稿のうち2件を口頭発表し、それに対する意見を募る作業をやりました。
今後この形式、つまり前半は勉強会、後半は各自の原稿を順次発表していただき、最終的な原稿締切に合わせよう、というパターンをとることになりました。
またこの回から月2回の編集会議を行うことも確認されました。
このパターン、果たしていつまで続くか、そして原稿は順調に集まるのか、この頃は結構楽観的に考えていたものです。
、、、むしろ、自分の担当原稿がかなりの量あったので、それをこなすことが出来るかどうか、私はそこで頭がいっぱいだったのかもしれません。
懇親会は月1回(月の後の回)行いますので。今日はこれで終わります。
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