『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「謎の多い建物」と微妙な紹介を続けたここ数年。一念岩をも通ずと言いますか、研究のためではなく、建物を利活用したまちづくりの為に記事を書かせていただきたいと説得することで、ようやく掲載させていただくことが出来ました。実際出来た書籍がまちづくりに寄与できるものとなればよいのですけど、、、書いた本人はそういう思いで書いたものですから。
「末松商店」とは、八幡地区に近代存在した製鐵所お抱えの人集め何でも屋のようなもので、セメント樽や枕木、鉱山採掘や保険業、醸造業など多岐にわたり業務を行っていたとても魅力ある会社でした。その栄光を今に伝える施設がこれ。黒崎駅からもよく見えるようになりましたし、駅北のバイパスからは本当によく目立つ施設です。
いままで建築学会あたりがこの施設を無視していたことも哀しくなりますが、それは所有者の意志も働いていた事を知るにつけ、この地域にはまだまだ(学会的に)マイナーな作品があるのではないかと意識を新にした自分的記念施設です。
何事もひとつの見解が表す事実だけが全てではない、と思い知らされた敬意を表すべき施設です。製鐵所と地元資本との関わりを考える上でまだまだ知られていない事実がここには隠されています。研究することも多く遺されているので、今度また伺いますね。
「末松商店」とは、八幡地区に近代存在した製鐵所お抱えの人集め何でも屋のようなもので、セメント樽や枕木、鉱山採掘や保険業、醸造業など多岐にわたり業務を行っていたとても魅力ある会社でした。その栄光を今に伝える施設がこれ。黒崎駅からもよく見えるようになりましたし、駅北のバイパスからは本当によく目立つ施設です。
いままで建築学会あたりがこの施設を無視していたことも哀しくなりますが、それは所有者の意志も働いていた事を知るにつけ、この地域にはまだまだ(学会的に)マイナーな作品があるのではないかと意識を新にした自分的記念施設です。
何事もひとつの見解が表す事実だけが全てではない、と思い知らされた敬意を表すべき施設です。製鐵所と地元資本との関わりを考える上でまだまだ知られていない事実がここには隠されています。研究することも多く遺されているので、今度また伺いますね。
PR
COMMENT