『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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一覧というものは、見る人にとって分かりやすく、使いやすい反面、作る人にとってみれば地獄の産物です。
情報を各学会から効率よく集め、真贋を見定め(これが大変)、修正を加え、さらに知られていない物件を足で稼ぎ(凄く大変)。
ようやく発行。やあ、おめでとう、ありがとう。
で、終わらないんです。
各方面からもの凄いツッコミです。この橋の建造年代が違う、この建物の名称はそうではない、とか。金邊は「きんべ」か「きべ」か、、、etc。
人が体調悪いときに限って、みんなしていじめてくれます(苦笑)。
製鐵所の内部資料とか図面とか簡単に見られるわけないじゃん! とか、「きんべ」って現地に書いてあった方を優先するに決まってるでしょ! とか言いたいことは山ほどあります。
いや、もっと言いたいのは、出てからものを言う話じゃない! ということかもしれません。
物事、後手に回ると酷い目に遭う、という典型です。あるいは一覧作成作業は若い人間のやる仕事ではないということなのでしょうか。もっと権威のある人間が書くと、誰もツッコミを入れなくて済むとか(それはそれで不幸だな)。
訂正の指示ってのは、口頭で言われると納得できるのですが、文面で書かれると気圧され気分が落ち込みまするし、また訂正の事実確認にも大幅な労力を削がれます。
いずれにせよ、風邪引きのやることではない。昨日はとてもきつい一日でしたとさ。
さしてめでたくもなし。
情報を各学会から効率よく集め、真贋を見定め(これが大変)、修正を加え、さらに知られていない物件を足で稼ぎ(凄く大変)。
ようやく発行。やあ、おめでとう、ありがとう。
で、終わらないんです。
各方面からもの凄いツッコミです。この橋の建造年代が違う、この建物の名称はそうではない、とか。金邊は「きんべ」か「きべ」か、、、etc。
人が体調悪いときに限って、みんなしていじめてくれます(苦笑)。
製鐵所の内部資料とか図面とか簡単に見られるわけないじゃん! とか、「きんべ」って現地に書いてあった方を優先するに決まってるでしょ! とか言いたいことは山ほどあります。
いや、もっと言いたいのは、出てからものを言う話じゃない! ということかもしれません。
物事、後手に回ると酷い目に遭う、という典型です。あるいは一覧作成作業は若い人間のやる仕事ではないということなのでしょうか。もっと権威のある人間が書くと、誰もツッコミを入れなくて済むとか(それはそれで不幸だな)。
訂正の指示ってのは、口頭で言われると納得できるのですが、文面で書かれると気圧され気分が落ち込みまするし、また訂正の事実確認にも大幅な労力を削がれます。
いずれにせよ、風邪引きのやることではない。昨日はとてもきつい一日でしたとさ。
さしてめでたくもなし。
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つい先日の話を出来るのは、ある意味久方ぶりではありますね。
先日増刷に向けた校正を打ち合わせるとの名目で、忘年会めいた話し合いが催されました。
と、思ったのですが、、、校正の打ちあわせではなく、どちらかというと来年の学会全国大会の打ち合わせ部分が大きかったですね。
これはつまり、私たち編集事務局をやってきた人間にとって、本の詳細よりも未来志向なのです。
出来てしまった業績よりも、その先の修正作業だったり、次の企画だったり。
もう少し違った何か面白いものを(少なくとも私は)求めてしまいます。
私個人としては、北九州地域のことだけに専念したいところではありますが、大学所属の人間としてそれは許されない事情をはらんでいます(自分の裁量だけで研究できればいいのですけど、それって研究所専任研究員か学芸員のような立場でしかできません)。
さて、今年末は増刷に向けた校正作業で終わることになります、、あ、年賀状書いてない(汗)。
先日増刷に向けた校正を打ち合わせるとの名目で、忘年会めいた話し合いが催されました。
と、思ったのですが、、、校正の打ちあわせではなく、どちらかというと来年の学会全国大会の打ち合わせ部分が大きかったですね。
これはつまり、私たち編集事務局をやってきた人間にとって、本の詳細よりも未来志向なのです。
出来てしまった業績よりも、その先の修正作業だったり、次の企画だったり。
もう少し違った何か面白いものを(少なくとも私は)求めてしまいます。
私個人としては、北九州地域のことだけに専念したいところではありますが、大学所属の人間としてそれは許されない事情をはらんでいます(自分の裁量だけで研究できればいいのですけど、それって研究所専任研究員か学芸員のような立場でしかできません)。
さて、今年末は増刷に向けた校正作業で終わることになります、、あ、年賀状書いてない(汗)。
9月の校正会議で執筆者を集めての会合は終了いたしました。この後は事務局と出版社との打ち合わせになるわけです。
累計4回の校正作業の後、現在お手元にある本が出来たわけですが、そのうちの一回、最終稿だけは私は拝見していません(理由:韓国で学会発表していたため、、このブログの開始当初ですね)。
校正作業というものは、本来、細々とした誤字の修正や年号のおおっぴらな間違い(1868、1912、1926の元号換算を間違えるとか、、)を直す程度ですが、ここは清水先生のこだわり部分でして、ひとりひとりの文章の事実考証をもやってしまっているため、そりゃあ、大幅に手間がかかっています。
私は、、、さすがに文献を当たっての事実確認は出来なかった(他用事との兼ね合いと時間的都合)ため、とにかく読むだけ読んで自分がわかる範囲の事実との比較検証を行いました。
なにせ量がなかなかあるもので、作業は進みません。研究室の先生からは「あまり研究室に顔を出さないですね」とプレッシャーを掛けられる始末。さらに種々NPOがらみの用事も揃うと、もうどうにもなりません。
さらにとんでもない話が出てくるわけですが、それは次回(明日)に持ち越しに致します。
累計4回の校正作業の後、現在お手元にある本が出来たわけですが、そのうちの一回、最終稿だけは私は拝見していません(理由:韓国で学会発表していたため、、このブログの開始当初ですね)。
校正作業というものは、本来、細々とした誤字の修正や年号のおおっぴらな間違い(1868、1912、1926の元号換算を間違えるとか、、)を直す程度ですが、ここは清水先生のこだわり部分でして、ひとりひとりの文章の事実考証をもやってしまっているため、そりゃあ、大幅に手間がかかっています。
私は、、、さすがに文献を当たっての事実確認は出来なかった(他用事との兼ね合いと時間的都合)ため、とにかく読むだけ読んで自分がわかる範囲の事実との比較検証を行いました。
なにせ量がなかなかあるもので、作業は進みません。研究室の先生からは「あまり研究室に顔を出さないですね」とプレッシャーを掛けられる始末。さらに種々NPOがらみの用事も揃うと、もうどうにもなりません。
さらにとんでもない話が出てくるわけですが、それは次回(明日)に持ち越しに致します。
9月2日、、、前回の校正会議から考えて、何でこんなに時間がかかったのか、あんまり考えたくない状況なのではありますが、15人もの人間が雁首揃えてきて、校正作業ってのも考え物だと思うようになってきました。個別面談やった方が作業はかどる? とか、一度話したことをこうも何度も何度も言うのもどうよ? とか。
あー、きついことを言っている理由は、私の作業負担が限界に達したためです。
庵田さん、文章はこのくらいでどうですか?
こちらの写真持ってませんか?
こちらの表現方法について考えたいのですが、、とか。
一度に言わんでください。泣けてきます!
よって書記役を主に担当していた私のこの回の記載は極めて単純なものです。無理です。指示しながら、書き込めません!
今回の作業では、
1.文章の校正
2.写真 の枚数、キャプション、載せるか否か、差替のするか否か、
3.見出しのチェック
4. 今後のスケジュール
といった所を重点的に作業しました。
9/8には事務局(先生と私、、、)で再校正、その後は出版社とガチンコ勝負、、、
さてさて、会合は終わったのですが、今後の動向も含めて安らげる感じはちっとも致しませんよ?
あー、きついことを言っている理由は、私の作業負担が限界に達したためです。
庵田さん、文章はこのくらいでどうですか?
こちらの写真持ってませんか?
こちらの表現方法について考えたいのですが、、とか。
一度に言わんでください。泣けてきます!
よって書記役を主に担当していた私のこの回の記載は極めて単純なものです。無理です。指示しながら、書き込めません!
今回の作業では、
1.文章の校正
2.写真 の枚数、キャプション、載せるか否か、差替のするか否か、
3.見出しのチェック
4. 今後のスケジュール
といった所を重点的に作業しました。
9/8には事務局(先生と私、、、)で再校正、その後は出版社とガチンコ勝負、、、
さてさて、会合は終わったのですが、今後の動向も含めて安らげる感じはちっとも致しませんよ?
6月10日、この日は東筑高等学校の創立記念日でもあるのですが、初稿を5月初めまでに何とか提出いただけたため、校正会議を設けることが出来ました。
原稿が揃い、出版の足音も近づいたこともあり、14名の参加とまあまあの人数が集まりました。実はこの前に出版入稿記念の合宿が行われ、そこでもいろいろと話題があったのですが、、、ま、こちらは後々話しましょう。
今回の集まりで話し合われた項目は以下の通りです。
1.今回配る初稿の校正
2.編集側で入れた「小見出し」のチェック
3.写真チェック及びキャプションの記述。
ただ、この初稿というのは写真が入っていないため、雰囲気と言ったものが何とも掴めず困りもので、また初稿で文章の練り直しを行うという(とんでもない)パターンの方もなかなか少なくないもんで、あまり議論と言ったところには結びつきませんでした。むしろ、基本的な文章構成に関する質問もまだ出る始末。
これは、、まだ長引くなー。と考える状態。11月出版に間に合うか、どうか。
原稿が揃い、出版の足音も近づいたこともあり、14名の参加とまあまあの人数が集まりました。実はこの前に出版入稿記念の合宿が行われ、そこでもいろいろと話題があったのですが、、、ま、こちらは後々話しましょう。
今回の集まりで話し合われた項目は以下の通りです。
1.今回配る初稿の校正
2.編集側で入れた「小見出し」のチェック
3.写真チェック及びキャプションの記述。
ただ、この初稿というのは写真が入っていないため、雰囲気と言ったものが何とも掴めず困りもので、また初稿で文章の練り直しを行うという(とんでもない)パターンの方もなかなか少なくないもんで、あまり議論と言ったところには結びつきませんでした。むしろ、基本的な文章構成に関する質問もまだ出る始末。
これは、、まだ長引くなー。と考える状態。11月出版に間に合うか、どうか。