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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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情けない個人的な自焼事情について(読み飛ばして頂いた方がいいかも、です)。
駆け込み的に大学院を出たものの、民間研究者という名のNPO理事兼非常勤講師という、何が何だか的な状態を日々送らせて頂いているのですが、別に好きこのんでやっているわけでなく、当然就職活動も行っているわけです。
ただ、求人の内容というのがなかなか険しくて、
事例1.建築史教員(一級建築士免許、実務での経験が3年以上)
、、、大学院出たての人間にそれを望むのは酷では? といいますか、それでようやく助手クラスの求人募集って普通ですか? 建築史で?
事例2.観光関連分野の教員(関連の企業勤務必須、旅行業務取扱主任者免許必須)
、、、NPOのまちづくり論などいらんと、そういうことですか。
事例3.工学系教員(高分子エネルギー、、、、機械、、、電気工学、、、)
都市関連の教員が出ない、、、出ても書類すら受からない、、、。
出版企画と並行して作業をやっていると、なかなかめげてきます。こんな私の社会的貢献事業(各出版、、、)など、研究者実績のカスにもならんらしいです。つまりそんなことやるよりはとにかく論文書けと。それで生活の糧が得られる保証はないけどな、と。
これら現象を総括して、最近は「高学歴ワーキングプア」というらしいです。そんな言葉遊び気味の用語にすら、最近は嫌悪気味です。脈絡のない話で相済みません。
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約140件の原稿をどうすれば100件に出来るか、ばっさり切ってしまうのも手ですが、それでは執筆者の方々(特に筑豊の方は間接的に原稿を頼んでいるので、、、)に申し訳が立ちません。
今回は一番簡単な方法をとりました。ほとんどの原稿を生かす形で、分野で近似した項目に原稿をまとめてしまうパターンです。これを採用した結果、たとえば若松の医院建築とか、門司の商社、小倉鉄道関連遺産など、複数の原稿がない交ぜになった「1件」が多数生じるようになりました。おそらく、全体的な件数は200件くらいにはなっているかも知れません。まあでもそれはそれでお得感を出している(新書版ですから、文章の内容よりは遺産を出来るだけ多く紹介した方がいいでしょうし)からいいのではないかな、と現在では思っています。判断は読者の皆様にお任せいたします。
まとめた原稿に関しては、最終段階に近づくに従って大きな問題を孕むことになるのですが、これについては後でお話ししいたします。

私個人の本格的な執筆作業は3月に入ってからでした。これについては、博士論文に関連した諸々の作業が影響し、その影響は今でも続いています(泣)。それはさておき、今回、私の担当はざっと数えただけでも30件以上あったため(執筆自体は35項目くらい書いてます。いくつかボツになったわけですね)、そんな作業を論文と平行してやりたくなかったわけです。
とはいえ、実はここから4月末の〆切までの間に世界遺産登録に絡んだ作業が絡んでしまったため、やはり殺人的なスケジュールとなったのですが、、、まあ、もうこれも終わってしまえば、懐かしいものです(困笑)。
そんな作業の中で、筑豊と北九州両地域合わせて140件弱の遺産項目が5月半ばまでに出来上がりました。さて、これをまとめていこうとした矢先、出版社側から「従来の書籍との違いを出すために100選という形にしたい」という申し出がありました。
10月までに発行したいという思いがあっただけに、こういった作業の追加はそのまま出版の遅れに繋がったため、、、困りました。



罰の当たり具合で言うと、未だに研究職として安定していないことが一番罰当たっていると言うべきですが、、、ま、それはそれとして。
近刊の書籍自体を見ていただければ分かると思いますが、一人だけ執筆項目が異常に多いことがよく分かる状態になっています。それが私です。
共著部分含め全100項目のうち33項目執筆、地図編集、さらに写真などの打ち合わせは、、、ええっと何回やりましたっけ? とにかくやたらめったら手間が掛かりました。よく福岡で打ち合わせを行いましたが、それについても特段交通費が出るわけでなし、これでなにがしかの名前が売れるわけでもなし(『北九州の~』・『福岡の~』以上に名が売れることはないでしょう、、、)。
今回は、一番の地域貢献的書籍です。意地です。絶望的ボランティアです(困笑)。
ここまで読んだ方、「印税たんまり貰うんだろ」とか、考えているかと思います。
実は、、、なんと、今回、印税すらありません!!(弦書房関連書籍の今までの印税も私の手元には一切入っておりませんが)
ここまで来ると清々しさすら感じてしまいます。印税がない分、書籍の値段は若干安くなったと考えてください。いや本当ですから。
今回、より多くの人々の手に渡っていただけることが一番の喜びです。といいますか、それしか喜ぶところがありません、、、。
ちょうど私が博士論文を書き上げ、諸手続があらかた終わった頃(3月くらい?)でしょうか。
「本のポケット版を作ろう」という機運が巻き起こりました。それまで「近代化遺産の見方・調べ方」的な趣旨の本作製を考えていた北九州地域史研究会では、少しずつ研究会を行っていたのですが、半ば衝動的にポケット版執筆へと体制をシフトさせたのです。
この一番の原因が、世界遺産登録に向けた支援活動であったことは言うまでもありません。しかしながら、当初から完成目標を8月頃としていたため、非常にタイトなスケジュールになってしまいました。
今から調べてみると、3月28日の北九州地域史研究会会合でポケット版作成に関する話があったようです。
執筆期間はここから約2ヶ月間。このため、概ねは『筑豊の近代化遺産』及び『北九州の近代化遺産』と重複せざるを得ない部分があったのですが、それだけでは本としての魅力に乏しいものとなってしまいます。
当然新要素は加えなければなりません。筑豊へは直接依頼などは出来ないものの、こちらからいくつか新規執筆項目の要望を出すことで対応し、また北九州では前回採りあげられなかったものを一挙掲載することになりました。
いくつかは研究会内で新しく執筆していただける方を募り、それ以外は編集で対応と相成ります。
また、私の執筆項目がひたすら増えるという、いつもの構図が浮き彫りとなりました、、、。
(つづく)
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