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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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前回に引き続き、私見(無駄事?)を述べさせていただきます。
建物関連の本の中で住所を記入しない場合があります。これは特に廃墟関連の書籍によく見られる特徴ですが、これの一番の目的は「所有者に迷惑をかけないため」であることは言うまでもないのですが、一部サイト運営者の中には「マナーがなっていない人間によって荒らされたくないから」という考え方を持っている方もいらっしゃいます。これって不思議な話です。
建物には必ず所有者があり、いくら廃墟とはいえ入った人間はすべて不法侵入者となります。マナーが良かろうが悪かろうが、この点は変わりません(マナーの悪い人間は廃墟以外の施設でも困りものです。それを庇う気は全くありません)。一部の廃墟マニアといった方々の中に、情報を身内の中だけで秘匿して、「自分たちだけの秘密の聖地として廃墟をあがめ奉る」考え方があります。これは無料の情報提供に対する批判のアンチテーゼとして非常に重要な動きではないかと考えます。
いわば、他人の家の庭先にきれいな景色があって、それを何人かで愛でていて、他の人たちが行こうとしたら情報を閉め出してしまう、所有者の意向など全く関係なく、自分たちの個人空間として扱っているようなもので、実に本末転倒ではないかと考えてしまうのです。
マナーの有無、罪悪感の有無に関係なく、建物は所有者のもので、公共に写真を提供する人間は(内部写真については)常にその著作権・所有権について警戒しながら掲載しています。、、、若干私も「公道から撮る景観は公共財」という考え方から、所有権に甘いところがあるのですが、所有者を無視して建物内部写真で「~~のアングルが~」などと著作権の是非を巡った争いを行うような愚を犯すつもりはありません。不法侵入者といわれれば、それで終わりです。
無料だから許される情報提供といったものはなく、個人の名の下に裁かれる危険性もあるのです。匿名だから大丈夫という言い逃れもありません(それは過去行われた出版社関連の裁判が証明することでしょう)。
昨今ブログの普及によって、写真の著作権が曖昧になっていますが、そんな今だからこそ、無料で情報提供するその写真・そのデータについてご一考頂ければと思えてなりません。
と・く・に、そろそろ卒論シーズンです。コピーアンドペーストで近代化遺産関連の卒論を仕上げようという輩は、、見てないようで人は結構見てますよ、と老婆心ながら申し上げさせていただきます。
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