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プロフィール
HN:
庵田
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男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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書籍紹介
『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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今企画では、ずいぶん早い時期に新聞での紹介を受けているので、早速ではありますが評判紹介をしたいと思います。

遺産巡りに役立てて 北九州・筑豊市民団体 ポケット本発刊
(読売新聞:11月18日付)
長弘先生はコメントで、「筑豊や北九州が一体となって観光をPRするきっかけになれば」と述べられています。
今出版企画に先行する形で飯塚では筑豊全体の観光資源を紹介するパンフレットを刊行しており、この発言も地方北九州両地域が共同して地域を売り出す工夫を求めてのことだと思います。
色々な魅力については、本の中で紹介しておりますので、後は行政民間の協力が進めばかなりの資源掘り起こしは出来るのではないかと期待しています。

「近代化遺産100選」刊行 筑豊の「石炭」 北九州の「鉄」紹介 両地域の研究会が合同編集
(西日本新聞:11月17日付)
こちらでは巻末のモデルコースに言及してくださっています。これが一番大変で、、、8月から9月の並行作業で一番泣いたところです。これについては後でまた紹介したいと思います。
西日本新聞の記述でありがたかったところは、世界遺産国内暫定リストにも選ばれている官営八幡製鐵所の誘致の背景には筑豊炭田の存在があったということを紹介しているところです。これがある故に、先日の松原社宅は残しておきたい遺産なのですが、、、。

北九州・筑豊の近代化遺産100選:ポケット判発行 散策15コース紹介
(毎日新聞:11月20日付)
掲載期日こそ遅れていますが、取材日は変わらないように見受けられます。敢えて違いを挙げるとすれば、掲載してある代表的な遺産の紹介が、石炭関連に特化しているところでしょうか。
しかし、両地域を合わせたポケット版刊行の要望、、、、って本当にあったのでしょうか? 確かに北九州の近代化遺産ではポケット版刊行の希望がアマゾンでも書かれていたのですが。

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このブログでも何回か紹介させていただいておりますが、秋の近代化遺産一般公開シーズンと言うことで、
門司赤煉瓦プレイス内にある旧醸造棟の一般公開のご案内をさせていただきます。

--*--*-(ここより宣伝)-*--*--

国登録有形文化財・旧サッポロビール醸造棟一般公開
期日:2009年11月22日(日)10:30~15:00
場所: 門司赤煉瓦プレイス (JR門司駅大里赤煉瓦タウン口徒歩すぐ)
入場無料 順次受付
(20~30名ずつガイドが案内いたします。棟内、老朽化が激しい為当日は歩きやすい服装 での参加をお願いします。)
問合せ:門司赤煉瓦倶楽部(TEL093-372-0962(月曜公休))

--*--*-(宣伝ここまで)-*--*--

ただ、、、今まで皆勤でガイドをさせていただいていたのですが、
同日に久留米で学会全国大会を行う(実行委員兼発表兼見学会も担当、、、)ため、
非情に残念ではありますが、今回私は現地ガイドをいたしません。
それで宣伝するのはどうよ、といわれるような所ではあるのですが、今まで建物をご覧になっていない方、また倉庫棟の隣にあるバイキングレストランにまだ行っていない方は、どうぞ足をお運びいただければ幸いです。
ということで、『北九州・筑豊の近代化遺産100選』、お早めに欲しい方はQUEST辺りがお薦めです(首都圏の方は、、、頑張ってください)。
今回の出版のポイントは、北九州・筑豊の各地域に残る近代化遺産から、相当に近代建築・土木に傾斜して選んだ編集の趣味に特化した北九州のチョイスと世界遺産国内暫定リスト(2009年半ば段階)に配慮しすぎた筑豊のジャンル設定にあります。あと、それと最後の最後に地獄を見たモデルコース(これについては後で)。
なによりも従来の「家で予習して、現地に行こう」的A5判から、「そうだ、筑豊、行こう」でふらり片手に赴ける新書版であることも大きなポイントでしょう。おかげで形の訳には金額も高め、それにしては印税もなし、という何ともはやな作品となっているのですが、、、ま、それは内輪のこととして。
今企画では、やはり本を片手にふらりと現地へ訪れてくれることが主目的です。筑豊はどうしても車がメインとなりますが、北九州地域に限れば、本を片手に新幹線に飛び乗って~、が出来るのではないかと思います。
「そうだ、京都、行こう」で古都を訪れる方が多いのなら、同じくらいの勢いで訪れてください、「産業古都」へ。

近々に差し迫った話で申し訳ございませんが、イベントを兼ねた書籍の販売状況について連絡申し上げます。

1.産業考古学会2009年度全国大会(津山市)
本日(!)開催している産業考古学会全国大会にて、約30冊限定で書籍の販売をいたします。
会場は岡山県津山市・津山高校内にある旧津山中学校本館です。これについては岡山県まで買いに行けるか! とお怒りになる方もいらっしゃるでしょうから、情報提示にとどめます。

2.福岡県地方史研究連絡協議会筑前地区研究集会
日時:11月8日(日)13:00~15:00
場所:北九州市産業技術保存継承センター(KIGS・八幡東区東田2丁目2-11)
定員:100名 参加無料
講演会:「北九州の近代化遺産」清水憲一氏(九州国際大学教授 前学長)
こちらも翌日ですが、30冊程度書籍の販売を予定しています。書店に並ぶのが待てない!! という方は、スペースワールド駅降りてすぐ、東田高炉向かい側にある建物までお越し下さい。

以上、イベント宣伝を兼ねた書籍先行販売状況でした。
気になったニュースを拝見したので、本日はこれに合わせる形で少し意見をつづってみようと思います。
今出版企画以前から、私の場合はWebを通じて近代化遺産の紹介を行っており、また以前は北九州の地域に関連したコンテンツを更新することで、言うならば、「自分自身」の売り込みを行ってきました。
出版企画とは異なり、自分自身については会っていただかない限りその真価を分かっていただくことは、ございません。これを評価してくださった方にかつて共同研究を依頼されたこともありましたし、かえって「そんな価値は要らない」と面接で不採用の返事も頂いたことがあります。
そんな複雑な経緯をたどったため、地域関連のコンテンツに関しては、無料で情報提供を行う必要がない(その労力は無駄)という結果となり、現在は近代化遺産の情報更新に集中しております。色々なわだかまりがなくなれば、地域関連のコンテンツも更新できるでしょう。いつになるかは分かりません。
、、、無駄愚痴が過ぎました。今回の出版企画に関して、Webにてその掲載内容について情報提供を行うこと自体は、その本の内容をそのまま書くことには当たらないため、直接の損害には当たらない(むしろ宣伝に当たるため、プラスの部分が多い)でしょう。
ただ、個人ページコンテンツの「近代化産業遺産総合リスト」についてはどうなのか、正直複雑です。
参考になるという声や地域の資源を改めて気づかされたといううれしいコメントを頂く一方、種々お叱りの声を頂いたり、詳しい番地が欲しいとか、地図が欲しいとか、挙げ句の果てには論文で使いたいから写真の原板を貸してくれ等、ボランティアの枠を外れた「お願い」を聞くことがあります。
当該コンテンツについては、ひとつは自分自身の備忘録として掲載しているところ、また地域の魅力を知って貰いたい、ひいては近代化遺産の保存と活用に関して力になりたいという思いで作成しています。解説については少ない字数で述べているため、誤解を招くこともあり、これについては逐次修正を行っています。またデータについては自分が知り得る限りで正確なものを使用しているつもり(データが間違っていたら当然すぐ差し替えています)です。
これらコンテンツ作成の繁雑な作業は、結果的には公共の利益になることにも繋がるのですが、自分としては自分自身の信用を高めるために行っている側面も多々あります。「これだけのページにこれだけの情報を入れることが出来る人物であれば、近代化遺産について詳しいに違いない」と地域で権限を持つ方々に言わせられたら、金も権限もない私にとっては大きなプラスとなるわけです(まあ、概してそういった機会はありませんが)。
ただ、行政関連の知り合い(浅い知り合いが多いのですが)の中には、時たま逆の考えを持っている方もいます。「これだけのページをただで作成しているのだから、きっと余裕のある人だ。だからちょっと無料ボランティアして貰ってもいいだろう」こんな意志が見えてしまうと、頭を抱えてしまいます。
無料の情報提供には、常にリスクが伴います。評価を受ける反面、自分が持つ情報の価値を下落させかねません。こういったブログというのが一番怖くて、文章はおろか、写真や考え方までそっくりそのまま持って行かれてしまいます。たまにサイト内コンテンツも同様にやられてしまうことが多く(そういった方々は引用元なんて絶対に書きません、、、そういう考え方がないんです)、近代化遺産研究に真剣になっている人間が馬鹿を見てしまうオチが待っています。
だからといって全く情報発信をしなければ、それは「いない」ことと一緒になるわけで、これもなかなか出来ません。対面だけで信用を積んでいけば、それはそれで幸せなのですが、今のご時世、それで生活(自営業的に)が成り立つ訳がございません。サラリーマンでない人間の辛いところです。(つづく)
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