『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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今回、大枠の執筆者及び若干の編集事務(困笑)が同じにもかかわらず、名義が変わっています。
ま、確かに「北九州地域史研究会」では、首都圏の方々ならともかく、地元の人間は納得しがたいところはあるでしょうが、それでも「九州産業考古学会」という名義には、なじみのない方も多いかと思います。この団体について簡潔ながら紹介いたしたいと思います。
産業革命以降、日本にも近代化の波が押し寄せてきました。西洋と東洋との文化のギャップ、先進産業需要の過程、それらは文献上でも研究が進んでいます。これを文献以外の資料、つまり過去に構築され実際に残っている遺産、たとえば近代建築、土木、産業機械群などが当てはまりますが、これらを通じて近代、日本の産業はどのように発展進化を遂げていったのかを九州を対象に研究を行っている団体が、九州産業考古学会です。
「産業考古学」、とりわけ考古学という名称からくるイメージで、埋蔵文化財のみを調査する学問のように思われる方も多いかと思いますが、実際は埋蔵文化財のみならず、現在稼働中の工場や使用され続けている機械・土木・建築の研究を多く行っています。
今回福岡の近代化遺産を対象に出版企画を行ったのには、福岡の遺産を紹介するためだけでなく、産業考古学という学問をより深く普及させたい、という編集側の思いが強く表れています。実際本がお手元に届いた際には、このような作者の思いも組みながら読んでいただけると幸いです。
ま、確かに「北九州地域史研究会」では、首都圏の方々ならともかく、地元の人間は納得しがたいところはあるでしょうが、それでも「九州産業考古学会」という名義には、なじみのない方も多いかと思います。この団体について簡潔ながら紹介いたしたいと思います。
産業革命以降、日本にも近代化の波が押し寄せてきました。西洋と東洋との文化のギャップ、先進産業需要の過程、それらは文献上でも研究が進んでいます。これを文献以外の資料、つまり過去に構築され実際に残っている遺産、たとえば近代建築、土木、産業機械群などが当てはまりますが、これらを通じて近代、日本の産業はどのように発展進化を遂げていったのかを九州を対象に研究を行っている団体が、九州産業考古学会です。
「産業考古学」、とりわけ考古学という名称からくるイメージで、埋蔵文化財のみを調査する学問のように思われる方も多いかと思いますが、実際は埋蔵文化財のみならず、現在稼働中の工場や使用され続けている機械・土木・建築の研究を多く行っています。
今回福岡の近代化遺産を対象に出版企画を行ったのには、福岡の遺産を紹介するためだけでなく、産業考古学という学問をより深く普及させたい、という編集側の思いが強く表れています。実際本がお手元に届いた際には、このような作者の思いも組みながら読んでいただけると幸いです。
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