忍者ブログ
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
書籍紹介
amazon紹介ページ
最新CM
[07/05 北海道かおりん]
[01/01 けーばら]
[12/30 カプリコ半兵衛]
[12/29 けーばら]
[12/27 けーばら]
最新TB
プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
バーコード
カウンター
アクセス解析
書籍紹介
『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
ADMIN | ENTRY
 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ho-okada2-s.JPGこれだけは一回ではとうてい語れません。今回の出版企画の出発点にして、私がこの研究活動から抜けられなくなった転機にもなってしまった作品です。

昔、小倉の予備校に夏季講習などに行ったときは変な建物があるな、くらいにしか感じていなかったものでしたが、建物に関心を持つようになってからは何とはなしに親しみを持つようにもなりました。
建物が気になった機会、これだけは明確に覚えているのですが、平成16年になったばかりの冬に珍しく医院の扉が開いており、そこでおばさま方が井戸端会議しているのを見かけたのです。
何を話しているのかは通りすがりだったためさっばりわかりませんが、
「そうですか、、さびしくなりますね」
の一言だけははっきり聞き取れました。

あ、これは取り毀されるのか? とその頃はおぼろげながらに不安感を持ったものでした。
その数ヶ月後、ちょうどゴールデンウィークの時期に当たりますが、「その」岡田医院を調査することになり、これまた入ったばかりのNPOでの初仕事で聞き取り作業から開始することになったのです。

(次回に続きます)
PR
身辺が一段落しそうなので(気分的に)、本の配送作業を開始しました。
いままで大きくお世話になった先生、諸先輩および関連した方々のうち、恩が多すぎて「買ってください」とはとても言えない方々に、「謹呈」の手作り札とともに送付いたします。
今回の出版企画は弦書房の企画にさせていただいたこともあり、いわゆる「宣伝、投機的贈呈」は弦書房側でやっていただいたため、事務局としての負担はほぼ無く、それが故にずるずると作業を先延ばしに、、、あぁ、ごめんなさい、ごめんなさい(八方謝り体制)。
おかげさまで本の売り上げも好調で、私個人では50冊購入分のうち、既に過半はなくなっている状況です。

来年は折尾駅の保存活動はじめ忙しい状態が相変わらずも続きそうですが、これだけは年内に片付けておかないと、、あなおそろしや、研究発表と論文。
地域のことを調べるとき、まず書籍を当たります。市史・行政出版系→学会関連研究報告→郷土史・Web情報の順番が適当だと思われます。
まず市史系列で地域の基礎知識を養います。これがないと見当はずれな事を書いてしまうこともあります。Webで情報を調べてみるのもまあ、有りと言えば有りですね。
それから学会での報告を調べてみます。ちゃんと調べている人のものであれば、市史以上の成果が期待できます(「ある」「ない」の見当付けが面倒ですけど)。
さらに深く追求したい場合は、郷土史の報告を調べてみましょう。概ねこだわりのある報告が載せられています。最近では地域史の研究をWebで公開されている例も多くありますので、ここにもチェックが必要ですね。

既に調べる場所の見当がついている場合は、企業が発行している社史を調べてみるのも手です。意外と学会が見落としている事実がカッチリ掲載されていることが、本当に良くあります。今回も何度助けられたことか、、、。

さて、見当がつきましたね? 後は歩くだけです。ひたすら、踏査してください。都市部以外では車の使用も妥当な場合がありますが、それだと肝心なものを見落としてしまうことや、「意外な発見」のチャンスを失うこともあります。近代はまだ人の視点を大事にしていました。それを調べるときに車の視点を用いることは、遺産に対してある意味無礼ではないか、とも言えます。出来る限り歩いて調べて貰いたいですね。
一番肝心な事として、「ねばり強く調べること」が必須不可欠です。悉皆調査のような途方もない作業は、一にも二にもやる気がないと途中で挫折してしまいます。さあ、皆さんも地元に帰ってレッツトライ!、、、してくれればいいなぁ。
bd-kitashoko-waka3-s.JPG今回の本の中で採りあげた物件のうち、一番最初に取り毀される建物になることが確定してしまいました。若松南海岸通りの港湾地区指定が解除され、南向きのシーサイド景観がマンション業者の格好の的となり、何が何でも作りたい、、らしいです。
逆転ホームランの出来るような秘策、無いでしょうか。最近若松地区で活動するという機会に恵まれなかっただけに(暇とお金が欲しいです、、、)、この解体ニュースは残念で仕方ありません。

私がこの項目について執筆する際気をつけたのは、手垢の付きすぎた外見部分ではなく建物が持つ歴史的意義を強調することでした。明治期の石炭販売における中央資本の進出と地元の対抗、それを象徴する施設として、古河鉱業ビルの向かい側に位置する事を含めて若松の歴史を背負う重要な文化財です。責めて外観だけでも保存していただけませんか? 業者さん。
石見銀山から帰ったばかりで、また書き溜め記事がありません(苦笑)。
さんざ困ったあげく今回はブログでの評判を紹介したいと思います。
逃げてるなぁ。

http://plaza.rakuten.co.jp/accesshanjoe/diary/200611250004/
(書肆アクセス半畳日録より)
地方出版物を専門に取り扱われている書店の紹介文。概ねチラシの紹介文そのままです。
まあ、これほど多くの書籍を取り扱われ、また紹介されているわけですから、仕方ないと言えば仕方ないですねぇ。

http://blog.goo.ne.jp/nq1229/e/0ce7056dc320c9e24dda2f109196e9f1
(Sunflower-manのこみみ情報より)
青年会議所に紹介されているブログです。ありがたいですね。市内における近代化遺産への私見を交えたコメントにも好感が持てます。

http://goka.cocolog-nifty.com/mojiko/2006/11/post_9645.html
(門司港に暮らしながら-ココログ別館-より)
mojiko.comという地域密着個人サイトを運営されているK.Uさんのサイトです。いつもお世話になっています。
謙遜されていますが、出版企画の根源的な部分に言及され、しっかりとした評価を戴いています。

http://blog.all-a.net/?eid=547911
(ALL-Aより)
tksさんのサイト。過分な評価を戴いています(あ、私の文章に関してですよ)。
評価部分に関しては、近代化遺産・近代建築・近代土木が好きな人に限って読んでいただけると幸いです。まちづくり関係者にも読んで貰いたいですけども(笑)。

これからも紹介文がある程度出た場合また紹介したいと思います。これから買っていただける皆様、書評を書いてくださいね、、、いや、無理には言いませんから、はい。
忍者ブログ[PR]
"庵田" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.