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庵田
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無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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来年のイベントを立て続きに宣伝します。どれも私は直接関わっていないのですが、、、まあいいでしょう。近代化遺産/産業遺産関連ですし。

--*--*-(ここよりイベント紹介)-*--*--

住み方の記憶 軍艦島企画展
主催:NPO法人軍艦島を世界遺産にする会
協力:ナガサキピースミュージアム
開催日:2010/01/02~01/24(月曜日休館)
開催時間:09:30~17:30
展示内容:写真、絵画、模型、過去の貴重な映像
入場無料
開催場所:ナガサキピースミュージアム
〒850-0921 長崎市松が枝町7-15(月曜日休館)
TEL 095-818-4247
(1月15日(金)端島閉山36周年記念イベント実施予定)

問合せ先:NPO法人軍艦島を世界遺産にする会 TEL:095-895-9800

--*--*-(イベント紹介ここまで)-*--*--

新年はじめに私も出来れば伺いたいと思います。皆様もいかがでしょうか。
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一ヶ月以上先の話になるのですが、イベントのお知らせをいたします。

--*--*-(イベント告知ここから)-*--*--

九州国際大学社会文化研究所連続公開講座「製鐵所と世界遺産」
第1回 2月6日 官営製鐵所は八幡になぜ立地したか
第2回 2月13日 八幡製鐵所と近代化遺産群
第3回 2月20日 八幡製鐵所の歴史的価値

最終回 「知っとーぉ?北九州市の世界遺産」
 日時:2010年2月27日(土) 14:00~16:20
 場所:九州国際大学KIUホール(入場無料)

 内容:1部報告 「知っとーぉ?北九州市の世界遺産」
         講演 清水憲一(九州国際大学経済学部教授)
       2部報告 「これまでの経緯と今後の登録に向けて」
         講演 陶山正徳(福岡県世界遺産登録推進室室長)
       パネルディスカッション「地域が応援する世界遺産」
     コーディネータ 清水憲一
        パネリスト 陶山正徳 松尾孝治 井上龍子
 申込:九州国際大学 大学総務室(093-671-8910) ※先着400名
--*--*-(ここまでイベント告知)-*--*--

ご興味のある方は、来年の予定チェックを宜しくお願いいたします。
先日東京で行われた、「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産シンポジウムの報道内容について、今更ながら確認いたします。
今回、時間の都合各遺産の選定結果などの反映が著しい地方新聞を中心に記事内容を紹介し、私見を述べてみたいと思います。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/129978
(西日本新聞:九州・山口の近代化産業遺産群 炭鉱遺産 候補から外れる 落胆も、継承に決意)
こちらの記事については、筑豊炭田の遺産群が選考対象から外されたことに対する関係者の見解が述べられています。
筑豊炭田については、専門家委員によって80箇所の遺産が見学されたとのこと。ここで問題になったのは、三井三池炭鉱と比較して炭鉱施設が面状に遺されていないことにありました。炭鉱住宅群についても、松原炭鉱の残滓(かつての並びと比較するとこの表現にならざるを得ません)のみの紹介で、しかもこれについては取り壊されることが前提となっており、評価が出来なかったようです。
その活動が熱心であっただけに、今後の保存活動に影響が及ばないことを祈らざるを得ません。もう少し踏み込んだ意見について以前述べたので、ここでは避けたいと思います。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910230110.html
(中国新聞:世界遺産候補の産業群選定)
こちらでは、ブロック紙の強みを生かし山口県での世界遺産暫定リスト選定状況について記載しています。
萩では大板山たたら製鉄遺跡、萩城下町の2件が、そして下関市では六連島灯台が新たに加わる一方、松下村塾については要検討という課題が付けられた格好となります。個人的には関門海峡の条約灯台として、同年竣工の部埼灯台を含め登録候補として貰いたかった思いがあります。

http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=20060
(南日本新聞:九州・山口の近代化遺産群 旧集成館など28件構成遺産に提言)
こちらは鹿児島地域のブロック紙と言うこともあり、今回の世界遺産登録作業について最もよく分かっているという印象を受けました。何が登録候補となり、何が外れるかと言うよりも、どういった基準でどのようなストーリーであることを前段階で述べているところが素晴らしいです。
構成地域について「1850~1910年の鉄鋼、造船、炭坑の包括的な遺産群」と地方紙では唯一(ネット限定)紹介し、県内分では新波止砲台が周辺の環境が変化されすぎたことから外されたことを述べています。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1454283.article.html
佐賀新聞:三重津海軍所跡、世界遺産推薦候補に 旧高取邸は外れる
旧高取邸に関しては、残念、と言うより唐津炭田の他の遺産を含めた形で登録を目指すべきであったと思えてなりません。北波多や杵島などの炭鉱施設(保存状況は筑豊と似たり寄ったりですが、、、)そして日本の産業に貢献した唐津鐵工所の遺産群を含め、多久市・唐津市の共同提案という形でリトライを目指してみてはいかがでしょうか(もう遅いですか?)
旧三重津海軍所の追加については、そのきっかけ含め知っている部分も多いのでうれしい気持ちで一杯です。今回の世界遺産のサブテーマが日本造船業の物語であることがこちらの遺産登録でより明確になったと思います。
国内造船業が世界トップレベルに至るまで、燃料兼製造にかかるエネルギー源の確保と造船に適した鋼材生産の達成、そして長崎造船所に至るというシナリオが、そのスタート地点である三重津海軍所での蒸気船製造を入れないとどうにもならないことは明らかであり、その意味で今回の追加が世界遺産登録への完成型にかなり近づいたと言えます。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091023t35030.htm
(河北新報:世界産業遺産 釜石の国内最古洋式高炉 暫定リストへ)
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091023t35012.htm
(河北新報:釜石、鉄の歴史再び光 橋野高炉跡産業遺産へ前進)
さて、、今回の世界遺産カテゴリー内で釜石を紹介することが、のどに引っかかって仕方ないのですが、プレ八幡製鐵所遺産として評価されたとのこと。遺跡としての保存状態については申し分なく、世界遺産クラスと言われても特に不満要素はないのですが、、、。
八幡製鐵所の補強という意味では、韮山反射炉(九州内では安心院反射炉跡も!!)も入れた方がよいと思うんですが、いかがでしょうか。
たいへん長らく放置してしまい、申し訳ございません。
もう既に明日という日付なのですが、東京にて世界遺産シンポジウムが行われますので、今更ながら、ご案内いたします。
私もかろうじて、なんとか、出席いたします。

--*--*--(ここよりお知らせ)--*--*--

世界遺産国際シンポジウム・東京
日時:2009年10月22日(木曜日)14時~17時
場所:東京プリンスホテル
主催:「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会
共催:シンポジウム実行委員会
後援:文化庁、国土交通省、経済産業省、九州経済連合会、九州商工会議所他
会費:無料
式次第(予定):
14時 開会
14時45分~ 提言書説明(専門家委員会ニール・コソン卿)
16時~17時 パネルディスカッション(西村幸夫先生、スチュワートスミス先生、バリーギャンブル先生、マイケルピアソン先生、岡田先生、)
パネルディスカッションでは、10月の委員会で提起されてきた様々な問題についても触れていき、世界遺産本登録に向けた展望について紹介します。
問合せ:鹿児島県世界文化遺産登録推進室TEL:099-286-2366
東京実行委員会事務所 TEL:03-5363-2566 FAX03-5363-2616

--*--*--(お知らせここまで)--*--*--

この更新をもちまして、これまた今更ながら、こちらのブログもぼちぼち再開させていただきます。
更新は毎日、と言うわけにはいきませんが、ほどほどに期待していただければ、と思います。
拙ブログが休止していた間、世界遺産関連の動きがありました。私自身、学位論文作成のため、ちょっと手が付けられなかったため、ここを楽しみにごらんになって下さる方々には申し訳ないことを致しました、、、。
12日には、鹿児島市で世界遺産のシンポジウムが行われ、今後の関連のシンポジウムが続きます。それと平行して、世界遺産の海外委員の方々による、対象候補遺産の見学と精査が行われます。
さて、この審査で北九州・筑豊の遺産はちゃんと選ばれるのでしょうか? 世界遺産本登録に向けては、自治体の理解は当然として、遺産周辺に居住する市民による登録への支援運動が必要なことは間違いないでしょう。
、、この点、地元北九州が若干心配な限りです。

今後の予定の中で、私が把握しているのは、以下の通りです。ご参考までに(参加者はあくまで予定です、詳しくは各自治体にご確認下さい)。

2月15日 世界遺産田川シンポジウム(田川市民センター)13:00~17:00
シンポジウムゲスト:スチュワート・スミス氏(英)、イアン・スチュワート氏(濠)ほか

2月21日 佐賀シンポジウム
シンポジウムゲスト:ニール・コソン卿(英)、スチュワート・スミス氏、アラン・レマース博士(蘭)、Mousli JOSHI博士(印)ほか

それから、未確定ですが4月に長崎でシンポジウムが行われる可能性があります。
取り急ぎ、ご報告まで。
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