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プロフィール
HN:
庵田
性別:
男性
職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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書籍紹介
『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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『北九州の近代化遺産』出版の際、地域に住む、或いは研究を行っている有志を募り、北九州地域史研究会というグループを作ることで「作りたい人が、紹介したいものを紹介する」スタンスを貫くことが出来ました。
今回、福岡の場合は事情が少々異なります。
まず、地元に(私の知っている)有力な交流グループが存在しない、紹介したい遺産が(今度は私の知り合い、九州産業考古学会の会員などの間で)あまりない、というハードルがあるわけです。困りました。
そしてかくいう私にとっても最大のハードルとして、「一次リストを全く作っていない」という課題が生まれました。
どこに何があって誰に書いて貰う、この作業をすぐにやらなければならないのに、これが出来ていない。で、それでも事務は私がやらなければならない、、、これが遠因になり、論文をひとつ流してしまいました、、、あ、これは教授には内緒の方向で。
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本の発行前ですので、一応どのような書籍か紹介しないといけませんね、、、。
まず対象範囲から。
旧宗像郡地域(宗像市、福津市)
糟屋郡(久山町、新宮町、粕屋町、宇美町、須恵町、篠栗町、志免町)、古賀市
福岡市全域(東区、中央区、博多区、南区、西区、城南区、早良区)
【前原市、志摩町、二丈町】
旧筑紫郡地域(春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市)、那珂川町
旧朝倉郡地域(朝倉市、筑前町)
途中括弧書きが違うところは、個別紹介物件がない(諸事情により、、、)地域です。
北九州との大きな違いは、地域が広範囲に広がっているところにあると言えます。
当然、私がいくら事務をやっているといっても全ての地域を巡りきっているわけではございません。
(従って、一覧リストに載っていない候補物件は、北九州のそれに比べ多いんじゃないかと思われます)
だからといって福岡市に限定するほど、遺産が多くあるわけでもありません(九大に関する文章増やせたら、まあ、出来なくはないが、私が嫌)。結構ここら辺は痛し痒し、と言った部分です。
また前回掲載した「補論」に当たる部分がございません。これは準備期間が短かったと言うことも原因としてありますが、
まあ、正直書籍の性格上必要性が高い部分ではないのかな、と私が思ったこともあります。
(補論の部分で前回の定価が若干高かった、と言う誤算がありますから、、)
今回の予価が2000円+税に収まったのは、必要とされる部分に特化した内容としたからに他ならないでしょう。
さて、今回私の担当箇所は前回より遙かに上回り、ついに後書きの領域にまで踏み込むこととなりました。この辺については、書籍作成の経緯と一緒に追々話すことに致します。
kihinkan-m.JPG『福岡の近代化遺産』刊行に至るまでの苦労話はさておいて、早速遺産の紹介を行いたいと思います。
こちら、天神中央公園の一部・西中洲に位置しております、旧県公会堂の貴賓館として建てられた作品です。出版社の編集さん曰く、「それほどメジャーではなく、表を張れる作品」とのことで、書籍の中では特別扱いになっています(見たらすぐ分かります)が、、、そんなにマイナー作品ですかねえ?
設計者の三條栄三郎氏は今は無き県庁の設計にも携わり、福岡県営繕課技師として街の顔を作ってきた方でした。そんな氏の数少ない現存作品のひとつでもあります。現在は修復工事が完了していないためその姿を見ることができませんが(今回掲載した写真は、福岡県西方沖地震で建物が被災する前の写真です)、なかなか繊細な、見所の多い建物となっています。修復公開された暁には、お近くに住んでいる方ほど是非とも一度は見ていただきたい施設のひとつです。
人間、楽をしたいと望む方が多いと思います。私もその中のひとりです。
『北九州の近代化遺産』刊行後、できうるならば、九州の各地域でこのような資源掘り起こし書籍ができればいいな、と考えることはありましたが、それは、なるべくならば自分以外の誰かに書いて貰いたいと希望していました。
何故か、ものすごく煩わしいからです。
一次リスト作製から始まって、遺産紹介候補選定、執筆者への依頼、取材先の情報入手、取材が難しいところへは交渉をかけ、更に原稿催促、写真の取り寄せ(おおかたは私が撮る羽目になります)、校正作業、追補、、、。
単著やるよりも大変、かもしれませんよ(経験無いのでよく判らんが)??
それでも、お声がかかってしまいます。
九州産業考古学会の名義で「福岡」の近代化遺産関連書籍を作ろう、と学会長からのお言葉です。続編の作製自体はもう、既定路線であったことは間違いないのですが、、、
やはり私にお鉢が回ってくるわけです。そうして、また事務局をする羽目になってしまい、ました。
福岡県500万人の内の、、、幾ばくかはいらっしゃるであろう近代化遺産ファンの皆様、お久しぶりです。
『北九州の近代化遺産』編纂委員会事務局をやっていた庵田(いおた)と申します。
以前も企画の有無については触れさせていただいた『福岡の近代化遺産』、ようやく、刊行できる目処がつきましたので、改めてWebスペース上でもご紹介いたしたいと思います。今回も前回同様(前回以上?)事務局を担当させていただきました。歩きました、書きました。
正直申し上げますと、前回同様手前味噌な記事であることは否定できません。さてさて、今回はどのようなことを書けますでしょうか、、、。
以下、本の紹介内容です。頒価やページ数は変更される場合がございますので、弦書房のサイトに発表される金額(まだ掲示されていませんが、、)ともご確認下さい。

-*-*-『福岡の近代化遺産』-*-*-
九州産業考古学会・編
予価 2000円+税←更に修正、出版社からはこれで間違いない、と。
A5判・並製・210頁(カラー160頁)
ISBN978-4-902116-96-0 C0026
福岡都市圏(福岡市内、筑紫地域、粕屋地域、宗像地域、朝倉地域)に所在する57の近代化遺産を歴史的価値とその見所についてカラー写真と文で紹介する。
巻頭に各地域の遺産所在地図、巻末に約320の近代化遺産一覧表を付した。
【2008年1月中旬発行予定】

チラシに書いていたものを勝手に引用させていただきました。怒られたら、まあ、ごめんということで。
あらためまして、このブログでは、
1.本をまとめるに到った道のり(事務局遍歴カテゴリー)
2.近代化遺産57箇所選定の理由(こだわりの遺産カテゴリー)
3.大変だったとか、これ載せたかったんだって! とかグダグダ話(出版裏話カテゴリー)
を載せます。
時々(私の気分転換次第)、『北九州の近代化遺産』関連話や、近代化産業遺産群の世界遺産登録に関する打ち明け話も掲載、、できるかなあ。やりたいなあ。
それでは大学の研究室より、紀要提出期限までまもなくとなり泣きそうな(最後の現実逃避中)庵田でした。
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