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プロフィール
HN:
庵田
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職業:
無給NPO理事
趣味:
都市散策、調査研究、写真撮影、マンガ熟読
自己紹介:
高学歴ワーキングプア。生活の糧をどうすべきか毎日模索中。
共著でいくら本を増やしても、それは研究者としての実績にならないそうです。数年前から同じ事言ってますが、雇ってくれるところをただ探すのみです、はい。
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『北九州の近代化遺産』&『福岡の近代化遺産』編纂事務局がお贈りする、出版散々回顧録・出版社非公認ブログです。とりあえず、今後の出版企画情報を逐次報告します。
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展望できるほど偉くはないのですが、来年の近代化遺産に関する同好などを知っている情報を元に予測してみます。
昨今の景気低迷から、建築や土木遺構の解体撤去スピードは今年同様鈍るでしょうが、それ以上に整備も進まないパターンが多くならざるを得ないようです。唐津銀行本店や料亭三宜楼と旧JR九州第1ビル、三井三池炭鉱万田坑など既に整備が決定しているものに関しては、景気対策としての公共事業として順調に進むでしょうが、それ以外に関しては、厳しい状態が続きます。
唯一例外と言えるのは、世界遺産への本登録を目指す遺産群であると言えます。八幡製鐵所と三菱長崎造船所に関しては、まだ調整が必要なところもありますが、佐賀や鹿児島の遺産群は何らかの動きが見られるのではないでしょうか。
同時に密かに町おこしの動きが見られるのが、筑豊各都市です。直方駅の保存に関しては未だ暗雲が立ちこめていますが、町中に遺るその他の建物に関しては、伝統的建造物群としての整備を目指し、また貝島邸も公開に向けてアクションが起こるものと期待しています。
あと、、、私事ですが、来年こそ、近代建築本で単著を出そうと思います、、、執筆頑張ります。

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P5306357-m.JPGそういえば、こちらで紹介していない建物のようで、大変失礼いたしました。正月も近づいていますので、初詣の勧誘も兼ねて(笑)、神社の紹介をしておきましょう。
こちらの神社の一番面白いところは、八幡製鐵所が作った企業建立の神社で、かつ現在も多くの参拝客を迎える一線級の初詣神社であることです。
かつては福岡県内、筑豊や大牟田などには一企業毎に必ずひとつの大きな神社を抱え、多くの企業人が参拝しておりましたが、現在はそれら多くは廃頽してしまっています。こちら高見神社は建物の造りも面白いのですが、そのたたずまいを現在でも朽ちることなく保ち続ける、地域の守り神として成長することが出来た、数少ない企業建立系寺社建築であると言えるでしょう。ここあたりは世界遺産の審査委員にもっとアピールしても良かったのでは、と個人的には考えています。今後の整備計画で言及がなされるでしょうか。

P5306380-m.JPG今回の北九州・筑豊の近代化遺産100選では、生活に関連した遺産を数多く紹介しています。これらの基準としては、単体で『北九州の近代化遺産』等で紹介するのは厳しそうだけど、(主に私が)面白いと思った物件をまとめて3件ほど紹介しています。
こちらの建物は、建築好きのごく一部で評価されている作品ではありますが、いかんせん、八幡東区高見の住宅街の向かい側で、これ単体のみが遺されている状態となっています。南の山側には個人宅があるのですが、個人宅紹介するわけにはいきませんので、残念ながら掲載見送りとなりました。
外観がきっちり遺った商業建築では、こちらの他にも門司葛葉の内山医院や下曽根界隈の理容店など、ちょこちょこあるにはあるのですが、どれも取材不足とパンチが足りない、或いはそのほかの理由(気力不足)などで掲載しておりません。本当はこういった建物をもっと紹介しておきたいのですが、あまり紹介しすぎると全体のバランスが悪くなりますし、、、考え所ですね。

正直申し上げると、出版社からは「売れている」という話は伺うものの、ブログなどでも反響は前回のどの書籍よりも薄いです。mixiやTwitterでも若干コメントがあるのですが、こちらについてはブログで紹介しづらい(どちらも登録制のため)んですね、、そんな中、2件紹介します。今回が年内最後の評判紹介でしょう。

http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen20/P/9002.aspx
(丸善インフォメーション/注目の新刊【趣味実用・旅行 】11月28日)
なんと、丸善さんから紹介を頂きました!、、、ただ、このブログコーナーに一日辺りどのくらい書籍紹介されているのか、若干気に掛かるところですが。
また、紹介されているジャンルが、旅行もあるので、他の本に比べるとやたら浮いています。その分目立つから良い、、のかもしれません。

http://www.genshobo.com/colum/weekly_0911_1.html
(弦書房週報 第1号)
いつのまにか出版社のサイトの中にこのようなコーナーが出来てました。当該書籍については、第1号と第4号で紹介されています。

いつもに比べまして内容が薄いのは、上記事情がありますので、ご勘弁下さい。

cf332352.jpeg前首相邸といった方が通りがよいかも知れません。まあ、それはそれとして。
筑豊炭田に数ある住宅群の中で、見学の難易度が極めて高い住宅(現在でも個人宅なのだから、仕方ないと言えば仕方ない)であり、しかしながら近年の伊藤伝右衛門邸ブームなどに伴って、お庭を見る機会はある、かと思います。
私がまだ建物内部を見ていない主要炭鉱主建築のひとつでもあります(ここの他に、麻生一族系の住宅が数棟、それと貝島嘉蔵邸)。なんとか炭鉱関連の研究会で見学が出来ればなあ、と思うのですが、、、、。
近くて遠い、筑豊の至宝のひとつです。

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